よく白目の一部分が赤くなりやすい私は、そうなる度に「ありゃ、まただ」と慣れてしまっていますが、時々顔を見た方に「どしたの！？」と驚かれることがあります。診察してもらったこともありますが、ただ目の中の血管が破けやすい…というだけで数日で元に戻るため、本人あまり気にしていないのです。ですから冗談ぽく「ちょっと呪われちゃって」とか「イメチェンで差し色してみた」とありもしないようなことを言うと、相手も「(そこまで大したことないみたいね…)」と安心してくれます。
目薬や内服薬でも治療はできるみたいですが、私の場合は基本はあまり気にしないスタイルです。当たり前ですが、白目の中にもちゃんと細い血管が張り巡らされ、ふとした衝撃でやぶけることもあって…そんな細い血管たちは無数にに分かれに分かれて身体中に血液を送ってるんだよなぁ、と改めて感じます。目に見えない血管の存在に思いをはせる時間は人生のなかでそんなにないと思うので、これもまた必要なひとときなのかもしれません。