GENOウイルス対策 | アメと無智

アメと無智

いろんなことに興味と好奇心を持っています。
時には無智を曝け出して語ります。
なるべく誰にでも伝わりやすい文を書きたいな(>ω<)

またGENOウイルスが流行っているみたいですね。
微妙にコードを書き替えられているので再度感染、ということも多いみたいです。

このコンピューターウイルスは、感染されたサイトを見る人も感染され、どんどん広がって行きます。

GENOウイルスの特徴

* 対策が甘いとWebページを開いただけで感染する。
* 一度感染したら回復が難しい。
* 既知のadobe製品等の脆弱性を突いてくる。
* 感染者のFTPアカウントを用いてサイトを改竄し、新たなウイルス配布拠点とする。
* 感染サイトのjavascriptの時点で、前回のものより複雑化しており、いまいちセキュリティ会社の対応が追いついていない。

最近adobe製品にはお世話になっているので、私も対策しています。
お勧めの対策を載せておきます。
http://geno.2ch.tc/ か ら抜粋

■ adobe readerを9.1.1にアップデートする(9.1:9.1.0では駄目)
  (9.1.0)
  http://ardownload.adobe.com/pub/adobe/reader/win/9.x/9.1/jpn/AdbeRdr910_ja_JP.exe
  (9.1.1↑,をインストールしてから↓を適用)
  http://ardownload.adobe.com/pub/adobe/reader/win/9.x/9.1.1/misc/AdbeRdrUpd911_all_incr.msp
  バージョン情報はadobe readerを起動してヘルプ→adobe reader についてで表示されます

■ adobe javascriptをオフに
  adobe readerを開いて メニュー→編集→環境設定→javascript→adobe javascriptを使用のチェックを外す

■ adobe flashplayerを最新版に更新
  http://fpdownload.macromedia.com/get/flashplayer/current/install_flash_player.exe
  IE用のアップデーターです。↓も必ずインストールしてください。 05/30更新 重要!
  http://fpdownload.macromedia.com/get/flashplayer/current/licensing/win/install_flash_player_10_active_x.exe


■ Opera(→ダウンロード)でプラグイン、Javaをオフ。(JavaScriptのみでは全く安全です。)
  1.[F12]を押す→[プラグインを有効にする]のチェックを外す。
  2.[F12]を押す→[javaを有効にする]のチェックを外す。
  sleipnir、IEでも上手に設定するとなんとかなりますが、難しいです。
  この方法だと多くのサイトで利用されているJavaScriptを犠牲にせず、簡単に安全なブラウジングが実現できます。
  さらに、QuickTimeなどの新たな脆弱性にも対処できます。

■ Vistaの人ははUACをONにする




ひらめき電球とりあえず感染してるか確認する手順(2000・ XPユーザー)

1. ウィンドウズキー(Windowsのマークのあるキー)を押しながらRキー を押す

2. 「ファイルを指定して実行」という画面が出てくるので、入力欄に
  「cmd.exe」(全部小文字で)と入力して「OK」ボタンを押す
 → 背景が黒いウィンドウが開いた場合3へ
 → 起動しない場合: 感染疑い濃厚 → 感染してしまった時の対処方法へ

3. もう一度ウィンドウズキーを押しながらRキーを押す

4. 「ファイルを指定して実行」という画面が出てくるので、入力欄に
  「regedit.exe」(全部小文字で)と入力して「OK」ボタンを押す

 →「レジストリエディタ」というウィンドウが開いた場合5へ
 → 起動しない場合: 感染疑い濃厚 → 感染してしまった時の対処方法へ

5. 「レジストリエディタ」はすぐにウィンドウを閉じる。
  コントロールパネルのフォルダオプションの
  「表示の登録されている拡張子は表示しない」のチェックが外れているか
  確認。外れていない場合は外す。

→ 2000ユーザー
 C:\WINDOWS\system32\sqlsodbc.chmが無いことを確認
 「エクスプローラ」でCドライブから
  WINDOWS→system32フォルダの中を探します
 ※sqlsodbc.hlp は存在するので注意
 ★インストールしているアプリケーション(某有名会計ソフト)によっては
  sqlsodbc.chm が自動作成されるようです
  その場合、XPのsqlsodbc.chmと同じMD5値になるようです

 → sqlsodbc.chmが無い、もしくはXPのMD5値と同一の場合6へ
 → XPとは値の違うsqlsodbc.chmがある場合: 感染疑い濃厚 → 感染してしまった時の対処方法へ

→ XPユーザー
  背景が黒いウィンドウを選択。
  小文字で「dir C:\WINDOWS\system32\sqlsodbc.chm」と入力してEnterキー
   \を全角にしてあるので、コピペせずすべて半角で手入力すること
  WindowsがCドライブ以外に入っている場合は適宜変更してください

   ※「ドライブCのボリュームラベルがありません
     C:\WINDOWS\system32のディレクトリファイルが見つかりません」
   と出た場合、「エクスプローラ」を使うなどして
   マイコンピュータからCドライブ→WINDOWS→
   system32フォルダの中から直接sqlsodbc.chmを探します

  1個のファイル 50,727バイト と表示されればOK → 6へ
   49.5kbyteと表示された場合、右クリック、プロパティで50,727byteかどうか見る
  ★それ以外の数値の場合は 感染の疑い濃厚 → 感染してしまった時の対処方法へ

 念のためMD5値の確認も推奨
 ・ElleFileInfo
 http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se297267.html
 を使い、CRC32,MD5,SHA1の情報を取得する。

 正常なsqlsodbc.chmは
 ファイルサイズ:50,727バイト
 CRC32:B61C7A80
 MD5:F639AFDE02547603A3D3930EE4BF8C12
 SHA-1:FBDD32ED13D27E4102621E1067FDF3634F33B2C3

6. 以下のウイルス対策ソフトを導入するか、オンラインスキャンする
 ・Kaspersky
 ・ニフティオンラインスキャン
  http://www.nifty.com/security/vcheck/?mid=601287&lid=20
 ・avast!
 ・ウイルスバスタ2009
※使用したアンチウィルスソフトによって、検出された場合のウィルス名称に
 差異があります。
 例:avast! での検出名 JS:Redirector-H* (*は数字)
 など
※現在上記検索にもひっかからない亜種が出てきているため、絶対とは限りません
また、SymantecでもKasperskyでも、オンラインスキャンでは感染していることが
わからないようだ、という報告も出ています。


カゼ感染が確認された場合は

「サイトが感染している」と確認した時点で、とにかく1度ファイルを全部削除することが大事です。

【これ以上感染者を増やさない】ことが重要ですので、
1.サイトの消去・あるいはバーチャルホストの停止
2.感染していないことが確認出来るPCを探す
3.感染していないPCでのFTP等のパスワードの変更
4.感染していないPCでサイトへの告知(拡散防止のため)
5.感染PCのバックアップ
6.感染したPCの初期化(リカバリ、クリーンインストール、工場出荷状態に戻す)
  を実行
7.PCが完全にクリーニングされていることの確認

8.サイト再開への準備
という流れを頭に入れておきましょう。
感染していないことが確認できるPCがない場合は、7.まではFTP等にも触れず、サイト上で事情報告をすることも避けておきましょう。

※1 必要なファイルやID/パスワードは、再インストールの前にバックアップを取っておく
※2 再インストール後もマルウェアの影響が残る可能性があるので、HTMLファイルのバックアップには要注意
(「インターネット一時ファイル」は、感染源のキャッシュがあるので削除をしてください)
※3 一般的なマルウェア、スパイウェアへの感染に対処する場合は、spybotやAdAwareといったアンチスパイウェアソフトを導入するこ とを推奨


ペタしてね