先日は自然歯科の前を通りがかった方が、突然お立ち寄りになりました。
自然歯科の前に置いている資料をお読みいただいたようで、「自然の歯科っていったいなんだ???」って思われたのでしょうね。そのときは兄が対応させていただいたのですが、どうして虫歯になるのかや治療に関して、少しだけお話させていただきました。
その方、資料の内容に関しても「わかります。」とおっしゃっていたそうです。
「歯医者に自然なんてあるわけないだろ?」って言われたこともあるのですが(^^;)、わたし達のからだはもちろん、歯も本来は‘自然’そのものなんですよね。
-でも多くの方のお口の中を覗けば、大きく削って金属やセラミックに置き換えられているケースがたくさんあることがわかります。
それから歯は‘生きてます’。
外からみたら何も変化なさそうな‘自然’の歯は、数日毎に、月ごとに、加齢とともに貝殻の模様のような縞模様をつけたりもするんですよ。生きてる証拠ですよね。
歯が生きていれば、免疫細胞が働くし、象牙質の修復作用が働いて、中から治っていきます。
‘歯にも自然治癒力が働いている’んですね。
-だから、歯もできるだけ生かすことが大事だと思います。
ボーリングの球のように大きく重い頭を人は微妙なバランスで支えています。
頭も重いうえに、噛む力も50kg60kg100kgとすごい力です。
歯の治療で噛み合わせが変わり、バランスが崩れれば、体にも影響が出ます。
-自然に生えてくる歯さえ、ゆっくりゆっくり生えてくる。だから治療も一本一本。一度にやらない。
治療はあくまで‘最小限’にやってバランスを崩さない様にすることが大事。
なんだか、長くなりそうな予感がするので、自然歯科はどんな治療をするのかといいますと、
上記のことを念頭におきつつ、
・原因をとりつつのできるだけ最小限の治療
をするように心がけています。
歯は人の体の中でいっちばん固い組織で覆われいます。
固い。けど脆い。
だから、固い歯や、金属同士が物理的にガツガツと当たれば歯にはヒビが入り、問題を起こします。
ヒビの中に酸がとけ込んでいって問題を起こします。
(ムリのかかるところは敢えて崩れて、体を救おうとしてる。それの手助けをしている虫歯菌って本来はからだの救世主なんです。)
構造的なムリがあると、歯がガツガツあたるので、自然歯科ではそれを除去するために「噛み合わせの調整」をします。これが‘原因の除去’です。この除去ももちろん最小限に行います。
もちろん、かけがえのない歯を生かす様に、できるだけ歯を残す様に虫歯、歯周病の治療もしていきます。
こうした最小限の治療、噛み合わせの調整をしていると、保険の点数では時間をいくらかけても140円くらいにしかなりません。
そういう事で、多くの方から質問されることなのですが自由診療のかたちをとらせていただいています。
料金が心配な方は以下の記事も参考になさってください。
自由診療ではありますが、一番は患者さんのからだの為にも‘最小限’ということでやっているので、通院回数も少なく、長期的にみれば多くの費用はかからないと思います。
ちょっとまとまりがなくなってしまいましたが、少し‘自然の歯科’の事、おわかりいただけたでしょうか(^^;)?
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