皆さんこんにちは、やまいちです。

今回もよろしくお願いいたします。


最近、周囲の人々と話していると、
奇妙な感覚に襲われることがある。
それは、「正しいものは正しい」という言葉が、
かつてのように軽やかに発せられなくなったということだ。


何か問題について相談しても、否定から入る人や、
必ず逆張りをしたがる人が増えているように感じる。
同調してくれる人であっても、
どこか上から目線でマウントを取ってくるような発言が目立つ。


かつては、「そうだよね」という言葉が、
共感の証だった。
しかし、今は素直に共感の言葉を口にする人が減ってしまったように思える。


なぜ、私たちは「そうだよね」という言葉さえも
失ってしまったのだろうか?
この背景には、承認欲求の高まりが影響しているのではないだろうか。
SNSの普及により、常に他人と自分を比較し、
優位性を示そうとする意識が強まっている。


その結果、他人の意見を素直に受け入れるのではなく、
自分の意見こそが正しいことを
示そうとする心理が働いている可能性がある。


しかし、多様性を尊重する現代社会において、
「正しい」という一つの価値観で物事を判断することは難しい。


異なる価値観を持つ人々との
コミュニケーションにおいては、
共感が不可欠だ。
しかし、承認欲求に駆られた人々は、共感を形を変えて、
否定や逆張り、マウントといった形で表現してしまうのかもしれない。


真の共感を取り戻すためには、
承認欲求に振り回されることなく、
相手の立場に立って理解しようと努める必要がある。


まずは、否定や反論ではなく、相手の話をじっくりと聞き、
共感を示すことから始めよう。

「そうだよね」という言葉を素直に口にすることも大切だ。
それは、相手の意見を尊重し、共感していることを示す最善の方法だからだ。


多様性を尊重し、
真の共感に基づいたコミュニケーションを築くことが、
現代社会をより良い場所にするために必要なことなのかもしれない。


最後までお読み頂きありがとうございました。