「ハッ(葉)っとしてGOODな葉の話」
「葉っぱの形に込められた自然の知恵を探ろう!」

タイトルにふさわしい新録が眩しい中での散策となりました。
白山神社からスタートです。


タラヨウの葉はタンニンを多く含みます。
葉に尖ったもので文字を書くと酸素がタンニンに働いて酸化し文字が浮かび上がります。
葉書の語源です。
同じくタンニンを含むアオキの葉を使って爪楊枝で文字を書く体験をして頂きました。


ヒノキの葉はどこまでが一枚の葉と言うのでしょうか?
ヒノキの葉は、鱗片状の小さな粒一つひとつが一枚の葉になります。
よーく見ると魚の鱗のようですね。
クイズ形式で皆さんに考えて頂きました。正解者はお一人、お見事!


山沿いのあちこちにヤマウルシの幼木が見られました。
芽吹きの今の時期が一番強いかぶれ成分を含んでいるため注意が必要です。
特徴や見分け方についてお伝えしました。


コバノガマズミが白い小さな花を咲かせていました。
清楚な花の姿に相反して…その匂いは…ん〜…


笹の葉にミシン目のような連続した謎の穴が空いていました。
これは誰の仕業でしょうか?
それはホソハマキモドキという小さな蛾の幼虫でした。
笹の葉が巻いている若芽のとき、この幼虫が穴を開け中に入り葉を食べます。
葉が成長し展開すると穴が列になって現れるのです。芸術的ですね!


山沿いに咲いているのにうっかり見過ごしてしまいそうなくらいの花ですが、

よーく見てみると何て可愛らしい花なんでしょう!
果実の先端が臼の形をしていることからウスノキと名がついています。
夏頃赤い実がなり食べることができます。


先月の散策会でムラサキケマンの花をご紹介した時、

種子が熟すと爆発して、弾け飛ぶという事をお伝えしたところ、是非見たい!との声がありました。

そして今日、頃合いがバッチリで、軽く握るように触ると種子が勢いよく弾け飛びました。
その手の感触がたまらなく皆さん繰り返しトライして楽しまれました。
種はとても小粒でしたが、その種につくエライオソームというアリの好む物質も目で見ることができました。


最後に広場から見える左右にある山々を眺めました。
左は濃い深緑色の山、右は黄緑色の山。
濃い深緑色の方は針葉樹が広がる常緑樹の山、

黄緑色の方はかつて山火事にあい植林した若い落葉樹の山、
対比のコントラストが美しい光景でした。

ハッ(葉)としてGOODな葉の話、今日はあらゆるところに様々なイモムシが現れ、散策会を彩ってくれました。