。
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00923/v00001/v0000000000000000002/
明日までGyaoで「鉄腕アトム」やっています。
名作は年月が経ってもいいもんだ~。ガンダムもそうですが。
↓レビューの書き込みに
「科学の進歩が人間にもたらすのは、決して繁栄と幸福だけではない」
という言葉が印象的でした。
福島原発の事故もあり、このタイミングで「鉄腕アトム」を流すのは
何か意図を感じるというレビューもありました。
みなさんはどう思いますか?
今回はアトムとアトラスの出会いと、アトラスのその後の生き方を決定するターニングポイント。アトムの宿敵であり、本作の影の主役とも言うべきアトラスの人間に対する憎しみの原点とも言える話です。アトラスに埋め込まれている「オメガ因子」なる回路は、ロボットに自我を芽生えさせる機能があり、これによりアトラスは父親であるスカンクを快く思っていなかったわけですが、唯一心を許せる存在であったリビアンを破壊されたことにより、今までくすぶっていた不信感が一気に憎しみに変わり、人間の支配を決意させることになります。人間の最大の敵を人間自身が作ってしまう。本作のテーマである「科学の進歩が人間にもたらすのは、決して繁栄と幸福だけではない」ということを表明した回といえるでしょう。
これ以後アトラスは自分を強化改造するため、少年型のアトラスとアトムが対峙するのは今回が最初で最後となります。
個人的には、アトムとアトラス派手なの肉弾戦が無かったのが残念です。当時、日本のアニメは暴力的という批判が強かったためか、本作は旧作に比べ、戦闘シーンは抑え気味で、旧作からのファンとしては痛快なアクションが減ったのが残念です。