大好きな作家さん、よしもとばななさん
の本を図書館で借りてきて読みました📕
今回は、
『花のベッドでひるねして』
という本です。
以前もブログには書いたことはあるのですが、
昔から吉本ばななさんの本が好きで、
なんといっても描写の仕方、表現の仕方が素晴らしすぎて大好きなのです✨
繊細で、瑞々しくて、その情景が息をしてる、生きてるかのように私の心に、脳内に、細胞の中にすっと入り込んできて身体中に沁み渡る
こんな表現ができる、て本当尊敬を超えて神の域なわけです🙏
今回物語の中に出てくる主人公のおじいちゃんのことば
〝だいじなのは違うことをしないことだ。
(中略)
毎日のほとんどのことは、まるで意地の悪いひっかけ問題みたいに違うことへと誘っている。
でも、違うことをしなければ、ただ単に違わないことが返ってくるだけなんだ。″
正にそれだ‼️
と思いました。
自分にとっての違うことって…。
例えば私において言えば。
私にとっての趣味、登山⛰️
最初は普通に旅行で行った自然の風景の美しさに感動し、その後近場のハイキングコースを探して歩くことから始まったのですが。
その時はまだ登山装備さえリュックと普通の靴屋さんで買える安いトレッキングシューズくらいなもので、こだわりもなく、ただ自然の中の道が冒険のようで楽しくて、自然の中にいる事が気持ち良くて、それから低山にも登るようになり、その時はただただ自然を楽しんでいました。
それがいつしか、SNSで知り合った山友達ができ、みんなが行っているような県外の山だったり標高が高い山、アルプスなどを知り、友達がやっている百名山なども気になるようになり。
最初のうちは百名山さえ知らなかったし、こんな所にも登った!とかいう達成感とかも特に求めてませんでした。
だけど、すぐに影響を受けやすい私は
みんなについて行きたい、とか(初めてその山友達と山に行った時、山の話題にもほとんどついていけなかったんですよね。)私ももっと知りたい、とか、百名山私も数増やしたい、とかになっていた事に薄々気付いてはいたんだけど気付かないふり?(何でだよ、私💧)
少しでも間をあけると、すぐに筋肉痛になって体力や脚力落としたくない、とかいうのもあり、疲れていても週一ペースで早起きして山に向かっていました。
でもこれって、本当の私の山を楽しむ目的からズレてないか??てこと☝️
私は人と競う事、映えを狙うことで山に行くんじゃない。
ただ自然の中で過ごす時間を楽しむこと。
自然に癒されること
山でごはんやスイーツを食べること
自然の中でコーヒーを飲むこと。
これらができれば私はとても幸せなんだ、
てこと
そこに気付いて。
今月はそんな大切なことを思い出しながら
ゆっくりと自分と向き合う時間
休む時間を取っていて
山には行ってません。
最近は熊も怖いしね😱
↑遭遇はしてないが、春に見かけている💦
時には止まることも必要だよね
休日の朝、ゆっくり起きれることに幸せを感じてます
この物語の中のおじいちゃんが言うように
ボーッと流されて生きていると
いつの間にか『違うこと』を選んで自分を見失っている…
ということが私はとってもよくあるタイプなので
今後は気を付けつつ
自分の気持ちを大切に生きて行きます
本からメッセージ、
ありがとうございました