使い捨てマスクの品薄状態が続く中、布製マスクを購入される人や、手作りされる人が増加しています。
 
少し前まで「多量の買い置きがあるから布製マスクは必要ない」と言ってた人も、そろそろ心細くなったきたのではないでしょうか?
そうなってくると重要なのは「どんなマスクを選べば良いのか?」ということです。
 
これまで使っていた不織布マスクは、サイズさえ間違えなければ特に不都合もなく使用できたのですが、布製マスクはそうは行きません。
素材や形状によっては使い勝手に相当な違いがあるのです。
購入するにしても自作するにしても、その特徴を知っておいて損はありません。
 
そこで、マスクの形状と素材について考えてみたいと思います。
 
まずは、あまり評判のよろしくない「アベノマスク」から。
正式名称は分かりませんが、昭和の頃は薬局で「マスクください」と言えばこれが出てきました。
「ガーゼマスク」とでもいうのでしょうか?
 
このマスクの特徴は、
 
●面積が少ない
●鼻や口に密着している
 
というものです。

カバーする面積が少ないということは「飛沫が直接肌に付着しやすい」わけです。
そのあたりが「コロナウイルス向きではない」と批判されてる要因ですね。
 
また、鼻と口に密着するので呼吸に影響を与えます。
勿論、ガーゼは通気性抜群なので、単体で装着するには問題ありませんが、間にティッシュなどを挟めば途端に息苦しくなるでしょう。
 
ですから、このマスクを購入したり、手作りしようと考える人は、素材がガーゼのように通気性がないと苦しいと覚えておくと良いでしょう。
 
通気性の良し悪しが一瞬で分かるのが「呼吸するのに合わせてマスクが動く」というものです。
東京都の小池知事は様々な布製マスクで会見に臨んでいますが、時々喋るたびにマスクが膨らんだりしぼんだりしていることがあります。
その動きが大きいほど、通気性が悪いということになります。
 

次は「ポリウレタン・マスク」です。
韓国の若者がよく着けている黒いアレですね。
 
これはガーゼマスクより少し立体的に作られていますが、やはり鼻や口に密着します。
伸縮性と通気性のあるポリウレタンで作られているため、息苦しさはありませんが、もしこの形状のマスクを通気性のない生地で作ると、かなり呼吸しにくいと思われるので、注意が必要です。

そしてもう一つが「プリーツマスク」といわれるもので、サイドにプリーツを入れることで立体的になり、アゴの下まで覆う形になります。
不織布マスクに多い形状ですね。

 
私が先に公開した「リサイクルマスク」もこのタイプで、布で作る場合もこの形にします。
 
なぜ私がこの形状で作るかといえば、「生地を選ばない」からです。
勿論、通気性のある生地で作るのがベストですが、プリーツマスクは鼻や口の周りに空間ができ、マスクの端からも空気が抜けるので、多少通気性が悪い生地でも何とか実用に耐えるのです。

また、ガーゼマスクに比べて顔を覆う面積が広いので、それだけ飛沫は防げます。
勿論、風邪やインフルに対する防御力は落ちるかも知れませんが、こと「飛沫を防ぐ」「飛沫を飛ばさない」という点では一定の効果はあると思います。