今朝、新聞で、いじめ問題でメッセージを発した野田首相
「いじめている子、いじめられている子がいると分かったなら、見て見ぬふりをしないこと。
これが一番大事なことです」といじめを発見したら学校などに相談するよう訴えた。
また、いじめを受けている子どもには、「あなたは1人ではありま
せん。あなたを守ろうという人は必ずいます。それを信じてお父さん、
お母さん、先生、友だち、誰でもよいから相談してください」と呼び
掛けた。
う~ん[m:204] 全然心に響かない。何の説得力も無い。
こんな言葉、昔から大人が言ってきた言葉ですよ。
教師や学校に相談しても何の解決にもならないから問題が起こっているんです。
事が全く理解出来てませんねぇ。
また、下手に先生等に言うと今度はその子がいじめの対象にされます。
だから、いじめによる自殺が今でも起きているんじゃないですか。
もう少し悪く言えば、教師や学校は、ほとんど事流れ主義で物事を解決しようなどとは思っていないのは、
ほとんどの人が感じている事だと思います。
話題になっている時だけは、学校や教育委員会が対応、対策を立てますが、結局はいじめ自殺は無くなりません。
そして、学校は常にいじめはなかったで済ましす。
仲間内でじゃれ合っているだけだと。。。。。
それを見ている子供たちは、次のターゲットになることを恐れるあまり、
ほとんどいじめに遭っている子の味方をしない。
そして学校に言ったことが分ると、友達からはチクッた卑怯な奴と
言われる。
先生はほとんど相談に乗ってくれない。
虐められる方にも原因があるとしたり顔で言う大人達。
例え裁判が行われても、裁判所も因果関係がないと認定する。
虐められる方は、四面楚歌なんです。だから、追い込まれるのも無理はないです。
誰も助けてくれない、誰に相談しても解決など無いと、短絡的に思
っても仕方がないほど、精神的に追い込まれる。
野田首相は、今の学校の現実、実情を知っていての発言なのか。
あまりに表面的な使い古された思考には、この首相の浅さしか見
えないです。
と言うか、傷ついていない皮膚に塩を擦り込んでも、何の痛みもわからないです。
逆に、傷ついた皮膚に塩を擦り込んだらどうなりますか。
とても痛いはずです。
例えがおかしいかもしれませんが、傷ついていなくても本当に弱者の気持ちが理解できる
人間にならなくては。(私も考えを変えなくては[m:206])
よって、深刻な自殺問題を、こんな通り一遍な呼びかけで、何も解決する
訳もなく、自分のアピールの場とし発表しているとしか思えない。
こんな事しか言えない底の浅い首相にはつくづく嫌気がさす。