入院中の三男の面会予約して制限時間15分の面会した。
片道車で約2時間近くかかる。
3男の住まいからは車で20分くらいかな。
病室での面会ではなく、広いフロアの端っこに衝立、アクリル板越しの面会。
15分という限られた面会時間で早く退院したいとの一点張り。
刺激しないように話を聞くしか出来なかった。
退院の言葉に首を縦に振らない私に話す事はないと苛立つ3男。
帰りはドット疲れた。
その夜隣県に住む次男夫婦が旅行に行く途中寄ってくれた。
次男夫婦に子供はいないが2人共未だに新婚の様な仲睦まじい夫婦。
私にはそう見える。
心の中で、普通の家族の光景なんだろうなと思うと同時に、同じ親から生まれたのにこの違いは何なんだろう。
私は3男のお嫁さんが、不敏に思えてしまい涙が出た。
20代の若さで二人の子の面倒見て
夫は入院中。
3男のお嫁さんは若くしてお父さん亡くされて今お母さんはがん闘病中。
お嫁さんは自分の夫の事と独居の母親を案じながらの生活。
うちの3男と結婚して幸せなんだろうか。
二人のお嫁さんは息子達には勿体ないくらいの子たちです。
次男のお嫁さんのご両親は二人共元気で次男と結婚前はよく海外、海外国内など家族旅行をしていたと言う。
次男と結婚して問題多い家だと思われわしないか。
三男の入院は話しても精神病院なんて言えなかった。
次男夫婦に病院名は言えずアルコール飲み過ぎたしか言えなかった。
隠して嘘ついてごめんなさいと心の中で謝った。
私は次男夫婦と他愛もない話をしながら不安なく話せる、これが普通の家の当たり前の日常なんだろうなと思った。
私も長男が自死したり三男が入院したりしないで、普通に生活していたら、こんな事を思う事はなかったでしょう。