デイサービスの80代の利用者さんからお手紙頂いた。
その方は30代で旦那さんが病死され女手一つでひとり娘さんを立派に育てられた。
今は高齢者住宅に入居されていて私の働くデイサービスを利用されている。
お手紙内容
〇〇〇〇様(私の姓名)いつも大変お世話になっております。
普段はお忙しくしておられ、お話がなかなか出来ません。
これは今の私の心の中の事です。
こんな事を書きたくなりました。
いのちの根
なみだをこらえてかなしみにたえるとき
ぐちを言わずにくるしみにたえるとき
いいわけをしないでだまって批判にたえるとき
いかりをおさえて、じっと屈辱にたえるとき あなたの眼の色がふかくなりいのちの根がふかくなる(みつを)
日頃明るく振るまっておられる〇〇さん(私の名)、周りを和やかにしてくれてホッと安堵します。
利用者さんが皆さん言っておられます。
聞いて下さってありがとう。(原文のまま)
と言う内容でした。
私は利用者さんには息子の死を話ていませんが私を励ましてくれているかのような内容に感じました。
そして、私は利用者の皆さんが思う様な人間ではなく息子を助ける事が出来なかった鬼母ですと言ってしまいたい。
夫の話は利用者さんに愚痴も含めてよく聞いてもらいむしろ私の方が助けられてます。
70歳までは働きたいけど私の心身はそれまで大丈夫でいられるかなぁ。