また久しぶりのsiyoです。更新はまれですが、一応やめてません。
2月、毎年受けているがん検診を受けました。母ががんだったので、欠かさず受けています。
ピロリ菌除菌後の胃の内視鏡では、除菌後7年にして萎縮性胃炎がかなり改善してきていて、あと数年で除菌後とは分からなくなるのではないか?と嬉しいお言葉もあり。
すっかり今年も問題なしだと思っていました。
検診から1週間後、1通の封筒が。
結果はハガキで来るので、?開けてみると…
肺がん疑い/可能性を否定できません
ただちに精密検査受検
と衝撃的な言葉が…
乳がんとかはありえるかもと思っていたけど、まさか肺がん!?タバコも吸わないのに?
有無を言わさず精密検査の予約も取られていました。
「ただちに」とか予定も聞かず予約が取られていることとか、もう嫌な予感しかしません。
あわててネットで調べてみる。
私が受けた検診センターの実績では精密検査を受けた人の10%が本当に癌だったらしい。
肺がんは乳がんに比べると治りにくいとか、進行が早いだとか。
半年前に普通の健康診断でレントゲン撮った時には何もなかったのに?
私が死んだら、子供たちどうするの??
そういえば私の胃がん検査はピロリ菌除菌後だからがんの疑いがなくても精密検査扱いになっている。ってことは肺がん検査でも疑いがなくても精密検査扱いの人がいて、実際には疑いありの人は10%以上の人ががんなのでは?
精密検査前に心配したところで意味がないのは百も承知ですが、もはや悪い方向にしか考えられず、何にも手がつかず。2日間は抜け殻になってぐるぐる悪いことばかり考えて過ごしました。
それまで特に体調不良もなかったはずなのに、あちこち痛くなってきたり咳がでるような気がしたり…。
3日目には仕事もあるので寝込んでもいられず。なんとか心を落ち着かせようとマインドフルネスのサイトなんかを見て、辛うじて仕事に行きました。
少しずつ、なんとか不安をやり過ごしていましたが、精密検査前日にはまた不安が高まってきて。
検査当日も午前は仕事。午後から検診センターに行くのですが、検診センターに向かう途中、センターの近くにある総合病院の看板を見つけて、ここに行かなければいけないかも…とさらに悪い想像が膨らんだりしていました。
検診センターは午後は精密検査しかしていないようで、人はまばら。そして私みたいに若い人はいません…みんな60代以上という感じ。
最初に診察に呼ばれるとのこと、もう不安マックスで待合椅子に座ります。
すぐに呼ばれました。
中に入ると優しそうなおじいちゃん先生。
「去年のレントゲンと比べるとここが気になるって読影の先生は言うんですけどね、
僕は乳首じゃないかと思うんですよ。」
いや、一気に力が抜けました。
まあ安心のためにCT撮ってきてください、とのことでCT室へ。
CTは台に寝て少し息を止めるぐらいで何も辛いことはなく、また診察室に戻りました。
診察室ではCTの画像を見せてくれて、特に何もないですね、やっぱり乳首でしょうということでした。
検診センターに入ってから30分。疑いは晴れました。
もうそれまでどんよりだった景色がすっきりクリアになったような感じ。
その日はとても天気が良くて、緊急事態宣言も解除されてて、夕方まで時間もあったから検診センターの近くをぶらぶら歩きながらショッピングをすることに。
いろいろ見ましたが、これを買いました。
ジンチョウゲ、です。
子どもの頃、家の近くにこの木があって、春になるとむせるぐらいの香りがしていたんですよね。
今回気分が落ち込んでいた時、たまたま道端にこの木があって、香りがして少し落ち着いた気分になったので。
けど、人間死ぬ以上、いつか大病をするかも、という漠然とした不安が現実になるときはほぼ間違いなく来るわけで、そういう時にどういう気持ちで受け止めたらいいのか…ということも考えさせられた事件でした。
そこそこ年齢を重ねたら、受け入れられる気持ちになるのかな…?
今はやはり、子どもを残して死ねないなあ。