大型台風が日本に上陸しようとしています。

 

しっかり用心して最小限の被害で済むようにしたいと思います。

 

今でこそ台風(たいふう)(TAIHUU)と言いますが、別の呼び方では

 

嵐(あらし)(ARASI)という呼び方があり、その前の古い時代には

 

野分(のわけ)(NOWAKE)という呼び方がありました。

台風が来る直前の様子を「嵐の前の静けさ」と表現します。

嵐(あらし)(ARASI)はシンプルに天の上で大気が暴れる様子をRの動の音を使って表現しています。

一方、野分(のわけ)(NOWAKE)の「の」(NO)はそれまでじっとしていたものが突然現れ(N)渦を起こす(O)さまと、その激しさゆえ、全てを滅ぼすように天上で暴れる「わ」(WA)、そしてそのあとにもの(K)の死(E)を表す「け」という音で出来ています。

 

たった三つの音の組み合わせですが、とても繊細に台風の特徴をあとの次元で捉えていると思います。

日本語の魅力が現れています。

 

なんであれ、ものの死「け」の世界に繋がらないように用心と準備が必要です。

特に能登半島と宮崎は大きな地震のあとなので心配です。

 

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。