宮崎県で起きた地震がきっかけで南海トラフ地震の注意情報が出されました。(記事を書いている途中に解除されましたが)

 

日本は地球上を動くプレートの境の上に位置しているので、数十億年の地球の歴史の中で、国土の形状は当然に大きく変わってきました。

 

個人的な人生の記憶のなかでも、阪神大震災に始まり様々な巨大規模な地震が起こり、熊本地震では私も被災して、いまだに熊本に戻ることはできていません。

昔から「地震、雷、火事、オヤジ」と言われますが、地震は人生の土台そのものを破壊していきます。否応なく別のステージに人の生活を変えていきます。

 

地震大国だからこそ、その素晴らしい瞬間を言葉や文字で残す、刹那をだいじにする文化が育ったのかもしれません。

 

私たちに出来るのは、「まさか」が起きた時の覚悟を持つことしかありません。

日々、後悔しないように生きていく。

 

お盆の墓参りの準備で宮崎に行きましたが、以前話題に出した地中の「U」の世界と大気中の「E」の世界のつながりから気配を見てみると、宮崎には熊本地震の時のような、ドヨーンとした空気感は感じませんでした。

 

地球も生きていますから、いずれ南海トラフも来るかもしれません。しかし、それだけを考えて不安な人生を生きるよりも、万一どこかに住むことになっても人間として気持ちよく生活できる自分作りを楽しんだ方が豊かに生きられる気がしています。

 

聞くところによると宮崎でも今回の地震直後に、スーパーで、大量の水のペットボトルやインスタント食品が売りきれていたようです。

行政の面では、人口減による空き家対策の課題もありますが、空き家空き地を上手く活用すれば井戸水や避難場所の整備などの備えも出来ると思います。

 

自然災害が起きるのはどうしようもない部分がありますが、大難を小難に、小難を無難にする事は私たち人間の知恵で出来ることだと思います。

具体的に子供達の未来のために私たちの時代で、できる事に取り組みたいものです。

 

本日も、最後までお付き合いいただきありがとうございました。