もうすぐお盆ですが、今年の暑さは昨年以上に厳しく、お墓参りもそれなりに覚悟が必要です。

 

わずか60年あまりの人生ですが、昔の方が気候の変化が穏やかだったような気がします。時代の風潮も今の気候と同じように、より激しくなってきている気がします。

 

盆(BON)とは奥深くに閉じ込められた万物(BO)と幻魔の世界(N)の音になります。

その閉じ込められたものが、この季節に子孫と出会うタイミングがお盆になります。迎え火を焚いてお迎えするのは空中の「E」の世界から地中の「U」の世界を呼ぶ行為になります。

「A  E  I  U  O」の順番で母音の世界は上から降りてきます。

その中で、「E」と「U」の世界は繋がりが良く、反応しやすい世界です。

「E」の世界は地上から上、いわゆる雲が発生し、風が吹く世界。

「U」の世界は地上から下のマグマの世界(Oの世界)までのあいだ。

 

夏になると幽霊(YUUREI)の話題が増えますが、これはYUの「U」の世界とREの「E」の世界の繋がりを言っています。

私達は死後、土(TUTI)に帰るわけですが、その記憶は「E」の世界にとどまるという事だと思います。

 

「E」の世界は、そのほかに電気(DENKI)や電波(DENPA)など目に見えない世界に存在します。今のSNS(エスエヌエス)の世界も「E」の世界に属します。

大きな地震が起きる時も地震雲が現れると言いますが、これも地中の(U)の世界が、大気中の(E)の世界と相性が良いために、連絡を取り合った結果だと感じます。

 

そうしてみると、人間の思い(OMOI)は(E)の世界、そして(U)の世界に繋がって行きます。

以心伝心、直感、気の世界など、目に見えない世界を大事にすることが、目に見える世界を大事にする事になります。

墓参りは、そんないろんな繋がりを再認識させてくれる機会です。

暑い中でも、心を込めてお墓の掃除をしようと思います。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。