松尾芭蕉の有名な俳句に

「しずかさや いわにしみいる せみのこえ」

という俳句があります。

 

「せみのこえ」は音であり、周波数でもあります。規則的な音を浴びて、その音が岩にしみこむ。

 

良く、お守りで石を持っている人がいますが、思いや希望などの人の想念といったものが、石にしみこんで固定されるのかも知れません。

 

「しずかさや いわにしみいる せみのこえ」を人に言い換えると、

「にんげんの 脳にしみいる その名前」と言えるかなと思います。

 

人生で最も呼ばれ続けるのが名前の音です。もちろんフルネームではなく愛称で呼ばれる時もあります。

 

「ミーン♪ミーン🎶」

「やっちゃん♪やっちゃん🎶」

 

科学の進歩発展で、脳神経の中で発生する周波数と外の世界の関係(周波数の共鳴)などが少しずつ明らかになって来ています。

このブログで書き続けている音(とくに名前の音)の世界もそう遠くない時に科学的に明らかになって行くのだろうと予想しています。

 

言葉や音は光だと感じます。

良い言葉(もちろん中身のしっかりした)で、人の命を救う事もあります。

光る言葉に、それを発する人の光る心が入った時に、受け取る人の心や脳にも光が届くのではと思います。

 

言葉の音には呼気の中に炭素(C)が含まれます。その炭素(C)は身体の中(肺)から出て来ます。その炭素(C)に炭素を出す人の意識(光)が炭素(C)とともに、音声に乗って相手に届くとしたら、発する人の人間性や状態がとても大事な要因になるはずです。

 

だから、人は日常の生活の中で、自らを振り返り、より良い人になれるように生きていかなければいけないのではと思います。

 

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。