テレビで「アンメット」というドラマを見ました。

 

息子がお笑い芸人の番組ばかり見るので、「アンメット」のような、静かな間(ま)のある、深い番組を見るとほっとします。

 

このドラマの主人公は、

三瓶 友治(さんぺい ともはる)と

川内 ミヤビ(かわうち みやび)

 

ドラマの中では、「さんぺい(SANPEI)先生」「かわうち(KAWAUTI)先生」と呼び合い、他の出演者は「みやび(MIYABI)ちゃん」と読んでいました。

 

主役二人は「ともはる」と「みやび」の音の相性は大変良く、その中でも、「ともはる」(TOMOHARU)の(T)と「みやび」(MIYABI)の(M)は、精神的な深い繋がりのある次元になります。TとMの関係でいうと、「たましい」(TAMASII)の「た」と「ま」の関係、「まつり」(MATURI)の「ま」と「つ」の関係があります。

もっと次元を広げると、東洋の神秘と西洋の神秘の関係にもなります。

 

興味深いのは、主役二人の本名です。

三瓶医師を演じた若葉さんは、名前が「竜也」(RIYUUYA)

川内医師を演じた杉咲さんは、名前が「花」(HANA)です。

本名においても「RI」と「HA」で「A」と「I」の愛(AI)の世界があります。

 

その意味で、愛し合う二人を演じるのに無理なく取り組めたと思います。

 

もっと繊細にこのドラマを見つめると、

原作者が脳外科医の子鹿ゆずる(YUZURU)さん、演技の間(ま)と人間の優しさをうまく表現した演出家のYuki  Saitoさんの二人の「ゆ」(YU)の世界が持つ、辛抱強くも愛に満ちた世界が、

主演のお二人の相性の良さとうまくマッチしたドラマだったと思います。

 

お互いが、自分の我(が)を捨てて、相手のために尽くす、今、日本人が忘れかけている世界を思い起こさせてくれました。

世阿弥の「秘すれば花」という言葉も連想させる美しいドラマでした。

 

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

※友達が面白い民泊を作ってました。

この高さにバッグを置けると荷物の出し入れにストレスがありません。手作りの棚です。優しさがあります。