先日、社会保険の継続期間が切れました。そこで、この2年間の確定申告を元に、申告所得の金額が適用内だったので、同居する息子の会社保険の扶養に入るべく手続きをしました。

 

結果は不可。

理由は、保険の扶養申請の場合には、所得において仕事に関する経費は認められないとの事。

私の場合不動産のコンサル業務だったので遠方でも九州から関東まで何度も行き来します。その全てが認められない。

びっくりしました。

 

すぐに、国民健康保険の手続きをしました。

 

不思議だったのが、所得に関する国(保険組合)の考え方です。

所得税や住民税は収入から支出(仕事の経費)を差し引いた申告所得をベースにしています。仕事の種類により、経費の多い少ないは当然あります。

ところが息子の健康保険組合は、仕事の経費をほとんど認めません。という事は、収入が年間300万円あって、経費が150万円かかっても、審査の所得は300万円を対象にするので多くの方は扶養不可になると思います。

 

現実的に、民間大手の保険組合は、厚生労働省の天下り機関になっていると思います。

 

他の省庁や市町村が基準とする金額が、厚生労働省は

違う。 

厚生労働省は年金問題など多くのルーズな側面がありますが、このような扶養の審査基準も国民視点ではありません。

国の医療費が高いので、なるべく多くの国民に、他の省庁の基準とは一線を画して支払いをさせる意図を感じます。

 

自分がその立場になって初めて不公平さに気づきました。

考えてみれば、法を管轄する人達が同じ立場になる事はまずありません。

 

政府はマイナンバーカードなどは一所懸命進めますが、このような省庁間の、所得に関する基準が違う事の是正はしない。

 

その一方で、日本に来る外国人は国の宝だと政府は言い、かなりの部分で日本人より優遇されています。

日本人は奨学金も利息をつけて返さないといけないが、外国人留学生の奨学金は優遇され、返済もなしという話も聞きます。

 

やはり、日本は日本人ファーストでなくなってきています。

国の宝は外国人の前に、日本の国民ではないのかなと思います。

 

日本語の訓読みも多くの危機に晒されてきていますが、まさしく、日本人そのものも日本を愛さない政治家の餌食になっている気がします。

 

私たち一人一人がしっかりしないと、日本や日本文化を護る事は難しくなっています。

テレビのお笑い番組や芸能ネタに振り回されず、流れてくるニュースの内容やコメンテーターの意見は正しいものかを見極めなくてはいけません。

私たちは毎日、試され、騙されています。

 

現実的な話題でしたが、本日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。