「イチケイのカラス」という竹野内豊さんと黒木華が中心になる法廷を巡るドラマがありました。
何話目かは忘れましたが、その中で、原告、被告、証人が正直な話をして問題が解決する場面があり、その時に黒木華さん演じる判事が「この法廷からウソ(USO)が消えた」と心の中で言うシーンがありました。音の世界で言うと、UとOの持つ、重みが消えた事になります。
私は時々神社に行くのですが、宮司さんがしっかりしている神社に行くと、しっかり掃き清められて、清々しい空気に癒される事があります。ウソが消えたテレビのシーンの雰囲気もそんな感じだったのかもしれません。
ウソのない世界と言うと、私の周りでも離婚をめぐる問題が多く、シングルマザー、シングルファーザーという言葉を耳にします。
その度に、親(OYA)という言葉を考えます。
「OYA」とは「O」の心の奥深さと「YA」の無償の愛との関係。現実の地獄のような辛さの中でも、子供を愛して育てて行く。それが「OYA」という音の働きです。
離婚協議や離婚調停を見ていると、本来「OYA」であるはずの母と父が、鬼(ONI)のように、互いに相手を責める姿があります。
そこでは、か弱き子供の姿は忘れられています。
子供は鬼(ONI)に育てられたくはないはずです。
親(OYA)も鬼(ONI)もスタートは(O)の重たい地獄のような繰り返しの世界です。
現実はいつも重たく辛い場面が多いと思います。それが「お」(O)の世界。
その「お」(O)の世界を「や」(YA)に持っていくのが「親」(おや)(OYA)としての生きる醍醐味だと思います。
たとえシングルになっても、離婚時、別居時の(ONI)の心を反省して、親(OYA)の(YA)の世界に再び向かわないといけない。そうしないと、せっかくの経験が生きてこない気がします。
類は友を呼ぶといいます。
長年、不動産関係の仕事をしてきましたが、詐欺師の周りは同類の人が多いです。
人はみな、独自の周波数を持っていると思います。その周波数を磨くのは自分の毎日の心がけ以外にはない気がします。
占い師の友達がかつて、自分の運気が悪い時は運気の良い人と付き合えという話をしました。
であれば、自分の周波数を整えるには良い周波数を出しているものに接する事がとても大事になります。
人が、花や自然の美しい景色を見るのは、無意識に周波数を整えているのだろうと感じます。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。