最近テンヤまでアイデアパクりが
沢山出て来やがった!
えらい迷惑じゃ!
だから最近ブログの更新もしてません!
個人でタコ釣りに使う方は
どんどん真似をしてください!
さて本題
長年自分がタコ釣りをしていて
タコを何度もバラシ悔しい思いをして
掛けた蛸をバラさない様に
針の角度、開き形や配置、
竹とのバランスなどを色々試行錯誤して
たどり着いたこの形
最強
ダブルフックタコテンヤ
以前からブログで何度も紹介しており
実際に大蛸も沢山釣り上げています。
これが実物です。
なぜこのテンヤの針が
小針が前で平行で
大針は後ろで針先が少し下向きなのか
それは蛸をバラさない工夫です。
蛸が乗った時先ず小針に掛かり
上げる時に溢れた蛸を後ろの大針で
しっかりキャッチし蛸を貫通して
バラさない!
最強のタコテンヤ
先週、釣具屋さんへ行くと大手メーカーさんまでダブルフックタコテンヤ真似して
販売しているのにはビックリでした。
(針の位置が少し違いますが)
何処のメーカーとは言いませんが
兵庫の加古川のメーカーです。
完成品はこれです。
偶にメルカリでもこのテンヤを
販売しており、
リピーター様からは
良い釣果報告や「お礼」の
コメントを沢山頂き喜んでおります。
他にもたくさんの方から毎日
嬉しい釣果報告が沢山届いています。
メルカリにこの針も出品しています。
この針がタコをバラさないのは
市販のタコテンヤの針と比べ
形や角度フトコロの長さが違う為
タコを掛けると留めるポイントがある。
キープポイント
市販品との比較です。
テンヤから溢れ落ちた蛸を
鬼針でしっかりキャッチするので
バラシが激減
タコ釣りの針には、釣り針の様な
返しは意味がなく、必要ありません。
竹のサイズと針取り付け
穴開け図面
竹は、孟宗竹
幅が25〜30mm
長さ130〜140mm
竹の加工
写真1 の様に竹の節側に3mmほど
ノコギリで切り込みを入れ
写真2の様にナイフで
竹の厚みを薄く削ぎます。
この写真竹の加工工程
竹の幅は28mmで
針の取り付け部の幅が20〜23mmと
細くするのには理由があります。
28mmのまま針を取り付けると
針の間隔が開きすぎタコに針掛かりが悪い
23mmにする事で
2本共タコにしっかり掛かり
大蛸でもバレない!
竹にドリル1.5mmの穴を開けます。
次に竹の油抜き
竹をストーブで炙ぶると
表面に油が染み出てきます。
それをウエスで綺麗に拭き取ります。
竹が硬く丈夫になります。
自分で使う時は油抜きはしませんので
お好みで
油抜きが出来ると
次に針を固定するU字の止め金具を
作ります。
材料はホームセンターで売られている
熱処理をした柔らかい直径0.9mmの
ステンの針金を3cm程にカットし
U字に曲げて止め金具として使います。
金具一本止めだと針がぐらつくので
金具を2本使いしっかり針を固定して
こんな感じで潰します。
こんな感じで金具を2本ずつ使い
裏側で捻り固定します。
金具を1本で止める時は
竹に開ける穴を1mm以下にする事
そして万力で圧力を加え竹に埋まる程度に圧着させてぐらつかない様に止めます。
ここで強く圧力をかけると
竹にひびが入る事があります。
そんな時はワイヤーで2周程巻き
締め付けるとより一層頑丈になります。
竹に針を付けて歪みを直した状態で
ベンチを使い修正します。
テンヤのサイドをグラインダーで
削らなくても
この状態でも十分蛸は釣れます。
針の角度調整には
この時、針先の角度や
幅(開き具合)をペンチ2本を使い
調整します
針の開き幅や角度
狙うタコの大きさで調整します。
大蛸を狙う時は針先をやや下向きにし
針と針の間隔を狭めて使います。
そしてオモリを付ければ完成です。
竹に針を付けるこの写真の様に歪みが
生じます。
その後グラインダーでテンヤの
サイド部分を研磨します。
潮の抵抗を受けなくしたり
沈下速度を速める為
船釣りは潮の速さや海底の状態
竿やポイントに合わせてオモリを変えます。
遊動式オモリの付け方
ステンを曲げて留めるだけですが
これで充分蛸は釣れます。
遊動式20号オモリでネジで固定しても
使えます。
残念な事にこのオモリ値上がりして
手に入らなくなりそうで
テンヤの販売の危機が
最近、材料がなんでも値上がりしています。
テンヤを出品しても利益が出ないので
出品数が激減しています。
市販テンヤとの比較
初期のテンヤは小針だけだったので
タコが外れてバラス事が良くありました
市販のテンヤは
この小針ぐらいの針の大きさで
針先からフトコロまでが短く
針先が上を向いておりバレやすい
大針を付ける事で
テンヤから溢れたタコを大針が
しっかりキャッチし、
針先からフトコロまでが長いので
大蛸でも貫通し針の角に蛸をキープするのでバラシません!
だからバラシが激減しました。
針が変形しても
ペンチで戻せば直ぐ使えます。
このテンヤ、メルカリで
10セット販売します。
完成品
市販タコテンヤの針の様に
ガチガチに丈夫に作らず
針に柔軟性を持たせ
暴れる大蛸の衝撃をいなして
バラさず取り込めます。
リピーター様が
60個注文してくださるので
メルカリにテンヤを出品できません!
ユウ様お待たせしました。
これオモリ無しで発送させて頂きます。
餌の付ける位置が
重要で
小針の直ぐ前には餌を付けない事
ダブルフックの意味が無くなります。
餌の付ける位置は
下の写真の赤線の所まで
餌の付け方は下に
輪ゴムを使い緩まない
餌の付け方
簡単な動画です。
メルカリで販売します
良ければ使って見てください。
![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
既に自作タコエギは
材料費高騰で販売中止して
おりますが自分用に作ったタコエギ
大物、渡り蛸に使ってみてください。
タコ釣りシーズン
皆さんもこの針を使って自作タコエギを
作ってみてはいかがでしょうか?
誰でも簡単にタコエギが作れます。
メルカリに出品
針用ステンレス、タコベイト、フロートなどの材料費、発送料や梱包資材など
2割値上がりしており
オモリ屋さんからも値上げのお知らせが届きました。何もかもが値上がりです。
これが無くなるとテンヤの出品を
辞めます。オモリ高いです。、
この将棋型20号オモリ大手釣具屋さんで買うと一個265円もします。
材料費高騰の為、
2024年
メルカリへの出品数がかなり少なく
なると思います。