前回、Great WhiteなるHRバンドのレビューを書いたのですが、

あちらは公式Great White(ややこしい)でございます。
 
というのも、
ボーカル側とボーカル以外とでバンドが決裂してしまいまして、
どちらも「Great White」名義を主張して裁判までやっていたみたいで、
結局ボーカル以外が公式のGreat Whiteを名乗り、
ボーカルは、ボーカルの名前を冠した「Jack Russell's Great White」となりました。
ややこしい。。。
 
で、本家を勝ち取った?Great Whiteは王道のブルース路線を行く曲作りをしてます。
ヒット曲を生み出しているのは、公式メンバーのギタリストとキーボーディストの二人なので、当然公式の作った楽曲はよいのです。
メロディーメーカーが二人揃っているのですから。
ブルースなんて特によかったです。
 
で、
ジャック・ラッセルの方は・・・といいますと、
これがまた、ボーカルとしての艶とか表現力とか、とにかくよくて、
この人じゃないと嫌って人が多いのも事実だと思います。
で、Great Whiteの歌を愛する人たちは、ジャックに付いて行ってしまっていると思えます。
 
で、ファンのわたしとしては
楽曲の良い公式に付いて行こうと思ってますが、
やはりジャックも気になる。。。
で、
聴いてみました。
ジャック・ラッセルズ・グレート・ホワイト(長いよ^^)
 
あらら・・・
ジャケットはまるでメタルバンドのようですが・・・?
 
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ジャケットにサメは使わせて貰えないのかもしれませんね。
公式は堂々とサメを使ってますが、そういう権利も公式独占なのかも。
 
公式がオリジナルのGreat White路線を行くに対して
かなりポップな曲作りをしてます。
こてっこてのブルース路線を想像していたのですが、見事に違ってました。
これまでのGreat Whiteではやってこなかった曲を作ってます。
と、思えばギターを聴かせるサウンドもあったりで
公式の方と同じことをやらない工夫がなされてます。
そして相変わらずのハイトーンでつやつやな声も健在。
ドラッグのやり過ぎで声ダメにしているかと思ったけれど、ちゃんと声も出てます。
 
ソングライティングの方を心配してましたが、
結構悪くないです。
タイトル曲の「He saw it comin'」など、特によかったです。
その辺はさすが、ベテランと言えるのでしょう。
ジャック・ラッセルのソロとでも思って聞けば、かなり良質なアルバムと言えます。
 
 
ジャック・ラッセルの声を堪能すると言ったらこういう楽曲がベストです。
もっと高音を聴かせるのがあればよかったのですが、
この人の声のよさの半分も聴けてない気がします。
ブルースを歌わせるとほんっとに良いんですがね・・・
このアルバムにブルースは入ってなかったです。
敢えて止めたのでしょうかね?
 
そしてこれを聴いていると泣けてくる。
Great Whiteが日本の音楽雑誌の表紙を独占していたころがあったのに
そんな栄光のバンドの末路がこれなんて。。。(涙)