西日本豪雨・呉市④自分に出来る事は

7月16日 (月)

豪雨後 10日目の月曜・定休日。

前日から 徐々に断水解除になっていき…お水や洗濯機の提供は お役御免となりまして

そろそろ店の中に居続けるのも限界…テレビやネットで見てた我が町の惨状も…気になる…

よし。とりあえず土砂掘りに行こう！！

私…4年前の広島・安佐南区の土砂災害時に初めて災害復旧ボランティアに参加し…毎週月曜を約2ヶ月間  緑井8丁目に通った経験がありまして…

4年前…ナゼか皆きっちり色分けされていて…

ついたアダ名が「カラフルレンジャーズ」

(今回は 甚大災害にて交通網が遮断され、集合ならず…。残念)

あの時の経験を今活かさずして いつするか！？

市会議員の恩師・田中先生とは安否確認しつつ情報交換をしており、蒲刈・田戸区も土砂崩れで亡くなった方もおられる事…この辺よりも蒲刈は雨量がずいぶん多かったそうで、いたる所が崩れてると聞いてたし… とりあえず蒲刈へ行こう！と思っていたら…10日の間に 膝まで土砂に埋まったりしつつ島中を駆け巡り、建設会社に頼んで重機を動かしたり、県民の浜のお風呂を無料開放してもらったり…断水・停電・土砂崩れ…みわ子ちゃん大奮闘により

「こっち来んでええけ！安浦とか行ったげて！」

…まさかのお断り(苦笑)によって、みわさんの仰せの通り…安浦へ行くことに…

午前9時・安浦町づくりセンター到着。

前日夜・4年前にご一緒した「GRAPHIC hair」の石川さんが安浦へ行くと知って同行希望。あと「La +」の藤本さんと  「Vert hair」の史也くん。の美容師4人。みんな4年前のボラ経験者！そして「来音」の川野さんと「鶏氣屋」の浦島さん・飲食店オーナーさん2人。

ボランティア登録を済ませて 6人で目的地へ向かう。災害10日後の安浦駅周辺。国道だけは陸上自衛隊さん達の支援により通れるようになっていた。

安浦駅

駅周辺が特にひどい床上浸水した様子…ボートで救助されたとか…

皆で歩いて センターから徒歩10分くらいの依頼者さんのお宅へ…

すでに床板剥がしてあったので

黙々と…床下の泥を撤去

男性・5人に女子1人…4年前の経験から…私は基本的にはショベル持って掘ったりしません。

やはり掘るのは男性が早いです！！

なので…

男性達へ 土嚢袋を広げ→バケツにセットし→渡す→泥詰まった袋を引き上げ→よけていく…。1人1人が全部を自分でやるより効率良く回ると思ってるので、その係を…

午後からは家周りの側溝を掘る

久々にショベルを持ってみたものの…「女子は無理しんさんな！代わるよ！！」と川野さんの男気発言により…交代。(女子扱いして頂き ちょっと嬉しい)

なので私はショベルで掘れない 室外機下をスコップで掘ることに…。男性と同じ事は出来なくても、探せば作業はいくらでもある。

7月16日・9:00〜15:00の作業はこれにて終了。

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1週間経って‥

7月23日 (月)

多少のメンバー変更ありつつ、また朝から安浦へ

中通の「祝 美容室」の祝さん。もうひと方…お名前わからず…ごめんなさい。そして、ボランティア初参加！私のお客様「宏美ちゃん」

そして…向かった先は…

先週と同じお宅…1週間たって…同じとことは…

今後 納屋を解体する事にされたらしく、納屋の荷物出し。相当な量の荷物を細い路地を通って広めな道路脇まで出さねばならず…一輪車や手作業で運び出したり、午後から男性陣はトタン壁の解体。女子2人は屋内清掃と…泥にまみれた仏壇の仏具を、お宅前の小川で洗いました。

私達が2週続けて伺った事を、家のご夫婦は とても喜んで下さり…良かった良かった

なのですが…浸水被害件数が膨大な安浦で、1週間経って同じ家へ行くという事にモヤモヤ…

全く進んで無い…進まないという事ですから。

炎天下の作業にみんなボロボロ

だけど今出来る事をやるしかない。