私事ですが(そもそも私事以外書くことはありませんが)PODGOが壊れてしまい、新たなアンプシミュレータを探すこととなりました。もう結果は出ていますが、候補に挙がった機材の感想を書こうかな、と思います。サンプルは完全にYouTubeです。お店ないから。田舎やけん。
で、色々デジマートを見たりしながら考えたんですが、
自分は結局、AC30の音を聴きたいし、演奏するなら、これぞVOX!感のある音で演奏したい。
というのと
今まで自分で演奏した中で、いい音を出せたのは吉祥寺のペンタじゃない方のスタジオ(早い話、東京都を離れて随分経つので忘れました)の、確か3だかなんだかの部屋にあるあまり大きくない銀パネフェンダーに、7000円(JETなんとかいうソルダーノが噛んでるメーカーのペダルで、当時は今より色んなもんが安かった中でもけっこう安かったです)ぐらいのディストーションをかました時なんですよ。つまり
VOXがいいやつを買おう。ついでにフェンダーのモデリングが良かったら嬉しい、というのを基準にさがしましたー!
◯BOSS ME-90
とにかく売ったり買ったりが好きなんですけど、それを最高に楽しむ方法がひとつ。リセールバリューを無視して、好きなやつを一生使うつもりで買う。これです。そういう意味では、外見がゴツく、ペダルも踏みつけがいがありそうでした。長い付き合いができそう。しかし、あまりいいサンプルがYouTubeに上がってなかったですね。みなさん技術的には上手いんですけど、正直、スケールの小さい音でした。データ上だけでうまいこといってて、現実の空間に広がっていってないような。。。すみません、例えが下手すぎですね。いい音ではあるんですけど。もしくはエフェクトを効かせすぎなヤツも多くて(U2のせいかな?)よくわからなかったというのが感想です。あと、シンプルなのはいいんですけど、最近の機種って、アンプモデルごとにコントロールできる項目が実機と同じに切り替わるでしょ?全部同じっつーのが。。。やりやすいですけど、アマチュアのロマンを割り切りすぎかな?て。あと、どうやらアンプ部のボリュームはパワーアンプシミュではなさそうでした。クリーンないいボリューム調整用、という感じ。パワーアンプ部ののモデリングがないと盛り上がれないよ!こちとらラインアウトじゃなくてダミーロードをわざわざ使うひとなんよ!てとこで、第一候補でしたが、やめました。その辺を割り切れたら最高の機種だと思います。
◯NUX MG-30とHOTONE AMPELO
アンペロは前にエンドースを受けているきれいなお兄さんの演奏を見てたんで、だいたい知ってました。MG-30は、機能性を色々調べて、一番操作しやすそうでした。中国のメーカーは、モデリングの数が本当に多いですね。よくそんな時間あるな、と思ったりするほどです。しかも音の評判もいい。特に嬉しいのが、ほとんどのメーカーがFenderのSuperSonicを入れてくれるとこです。あれ、本当に好きなんですよ。まあ、AC30が壊れたら次はスパソニだ!なんて思ってたら、めちゃめちゃ高くなってもう買えないですけど笑。で、色んな動画を見てたら、絶賛される理由がわかりました。すごくいい音に仕上げてて、究極的にはアンプモデルを実機に寄せる気はあまりなさそうなんですよね。けど、まるっきり無視か、と言ったらそうでもない。アンプ目的で買う人が頭の中に持ってる『アナログ感』をかなり意識してるんです。それでいて、変なとこで潰れたり、腰砕けになったり、よれったりするアナログの持つ脆弱さみたいなのは排除している、と感じました。きっと弾きやすいですけど、それがないのであまり『似てる感』はないですね。似ててほしいから。けど、アナログ感がある!いい音!ていうレビューのわけもよくわかりました。
◯VALETONE GP-200LTとHEADRUSH M5
YouTubeで見る中国製のマルチの中では、僕はGP200が一番音がいいと思いました。上の2つと同じ理由で『似てない』とも思いましたが、単純になんか好きな音で、ME-90かこれかな?て思ったりもしましたが、エフェクトブロック仕様な上、同じエフェクトブロックを2回使えない(つまり、単体では歪みやディレイの二段がけとかが不可能)のと、どこで見たか忘れましたが、レイテンシがまあまあすごいとのレビューを見てやめました。エフェクト関係は、そこまでかけないのですが、さすがに歪みの重ねがけが不可能なのは、面白く無さそうです。レイテンシに関しては、腕に関係なく気になってしまう層があり、僕もそのひとり。同じレイテンシに関するレビューがちょいちょいあるので、HEADRUSHもやめときました。音を絶賛するレビューも多いので気になっていましたが、なんでかHEADRUSH関係の音は単純にいいと思いませんでした。なんか、音がそっけないと感じました。これは、僕がいい状態の実機に対する経験が少なすぎるせいかもしれませんね。ラインの音に慣れてるし。
◯WestminsterEffects Geneva Amp Sim V2
マルチじゃなく、AC30再現系ペダルサイズアンプ。キャビシミュつき。正直、かなり理想のAC30に近いというか、ほんとにいいアンプなんですが、代替えを買おうと、ペダルをけっこう売ってしまい、手元に今、歪がBIG MUFFしかないんですよ。いやー、これ、そんな爆発的に高いわけじゃないし、早く見つけとくんだった。かつ、マルチたちの音がそこまで悪いわけじゃないんで、アンプ✕エフェクト色々入りの方が必要かな、て。。。高域のエグみとか、本当にカッコよくて。ほしいな。
◯DryBell theEngine
五万円くらいもする高級プリアンプです。音ならぶっちぎりでこれが良かったです。荒れてるけど、バランスいい、的な。けど、見た動画では全部リターン差しだったんです。リターン差しだとまたダミーロードを通る通らない問題になるわけで。。。これからも真空アンプを使うなら、もうちょっと違うロードボックスが必要なんですね、きっと。
◯BOSS GT100
機能制限版がきついのはPODGOで経験済なので、出来たらGT1000を考えたかったんですが、高いなー!てことで、GT100。いい音で、言われてるほどAIRDにCOSMが負けてるとも思わなかったです。けど、やっぱり歪みが不自然かな?こんなキレイに倍音が増えていかないよ、て思いました。けど、クリーンのツルっとした感じとかは、一番真空管アンプに近いと思いました。あと、やっぱり空間系は優秀ですね。そういうアンプがこの世にあるかのような自然なかかり方というか。色々してる感がない。
◯LINE6 PODHD500X
PODGOを買った時に身内に貸してしまったんですが、これを機にきちんと極めるのもアリだな、と思いました。音的にも、これまで候補に入れた中でも一番肌に合うと感じました。しかし、PODHD500X VS HELIXみたいな動画を見たんです。同じような音を作って対決させるというよりは、同じアンプモデルでツマミの位置を同じにして対決的な動画だったんですけど。したら、PODHD500Xの方がはるかにバランスの取れた音を出していましたし、クリーンやクランチの幅も広くて使いやすそうだったんです。けど、HELIXの、歪ませた時の『潰れ方』が、すごくアンプっぽくて。悪くないし、便利に使うならPODHD500Xだったんですけど、アンプの自然さではHELIXでした。アマチュアですからね。いい音よりも、楽しさなんですよ。なんか不自然だな、なんて演奏中に思いたくないし。
◯ということで
新品を買うより安いだろうし、PODGOを修理に出しました。見積もりは出ていませんが、YAMAHAのサポートの概算では、データの書き直しから、基盤交換まで、作業の幅があるので7000円から27000円の間とのこと。27000だった場合、中華マルチやPODHD500Xの中古が買えるので迷っちゃいますね。。。
けどまあ、結局PODGOとやっていくことにしました。迷った期間は数日ですが、ほんとに楽しかったです。
おわり