それでは、

Jackson MJ Series Dinky DKR, Ice Blue Metallic


の、感想を書きたいと思います。


○外観




ディンキーシェイプに24フレット、アイスブルーメタリック。単色でぺったり全体を塗られた姿はまさにスーパーストラトで、これを待ってたんだよ!という感じ。ロック式トレモロもいい雰囲気出てますね。ただ、デジマートに出てた写真と色がかなり違うんですよ。デジマートに出てた色はむしろIbanezのAZとかにあるプラシアンブルーメタリックとかにそっくりだったんです。実際に見た時もあんまり違和感なかったんで、御茶ノ水楽器センターさん、お店の照明、ちょっとオレンジ入ってませんかね?

ただ、布ケース(なんか、布ハードケースみたいな感じでした。)も含めて、ほこり1つない状態で届けてくれたのもあり(なかなかないレベルで)、うれしい気持ちになんら変化はなく、返品とかそういう言葉は一切浮かびませんでした。


ディンキーシェイプは実物を見ると思ったよりずっとソフトな印象で、特に1弦側ホーンとか、ひょろーんて感じで、なんか弱そうに見えちゃいましたね。あと、小さい。思ってたよりも小さい。これって2ハムのせいで、そう見えるんですかね?フェルナンデスのFRでこういうのは思わなかったような。(そちらはSSHでした)


あと、リバースヘッド。意外とへんてこですね。コンコルドヘッドまんまよりいいと思ってたんですが。まあ多分、テクニシャン御用達ブランドを前にしてビビってたんでしょうね、自分。練習はしてますが、まだ全然速弾きと呼べる代物じゃないですから、自分。ガチのコンコルドヘッドを持つことにビビったんでしょうね、自分。そこも含めて、なんかいきなり愛着湧いちゃいましたよ、自分。


初ジャクソンは、まじまじと見ると意外とへんてこに見えましたが、なんだかすでに愛着がわいちゃってますね。


○音

試奏の段階でも思いましたが、本当にパワーが強いピックアップです。アンプによってはギターのボリューム全開でのクリーンは難しいかもですね。うちのAC30も、完全なクリーンとかはボリュームを6くらいにしないとハムバッカーではクリーンが難しいかも。
歪ませると、メタルらしいザクザクとした細かい歪みが作れますし、意外とクランチめの歪みは目が荒い音がアンプで作れます。どクリーンじゃないときつい、という人意外は、割となんでもこれ1本で弾けそうです。

セレクターの2・4番ポジションがシングルモードになっているんですが、これは、丸くて芯があるもののクドくはない絶妙な塩梅。ただ、内側のコイルなせいか、ストラトのリアみたいなハイ上りな感じはないですね。いわゆるJ-POP的なジャキジャキ感とかが一発で出てくる感じはないです。個人的には別に構いませんが。。。ジャキジャキギター嫌いやし。




なかなかいい音でした。ただ、音圧があるので、なんかうまくなったと錯覚しそうになります。



○ネック

薄いのですが、IbanezのRGとかより幅がない印象で、持ちやすいです。逆にシュレッドに向いてるというか、より速弾きにフォーカスして作られているのはIbanezの方なんでしょうね。ジャクソンのは『けっこう薄い普通のネック』と言った感じで、今までの手持ちのギターに持ち替えて


違和感が。。。


とかはなかったです。

あと、オイルフィニッシュなんですが、サラサラですね。あんまりサラサラネックが好きじゃないんで、なんかニスでも塗ろうかな?なんて。。。それにしても汚れませんね。若い頃に比べて手脂が減ってしまったのか、思ってるよりきれいなまんまです。むかしMusicmanのSilhouetteを使ってた時は速攻で黒ずんできたのですが。またオイル塗らなきゃならないと思うとちょっと面倒ですね。。。オイルフィニッシュを通り越して無塗装ネックとかありますけど(ヌーノモデルとかそうでしたっけ?)、みなさんどうしてるんでしょ?

ポジションマークが12フレットにしかないのは、割とすぐ慣れました。横にはついてるわけですし。むかし買ったSGが5フレットにしかポジションマークがないやつで、かなりシンドかった思い出がありますのでちょっと警戒してましたけど、今のところ苦労みたいなのはありません。

それにしても24フレットはいいですね。音域がひろがるだけじゃなく、従来の22までが実に弾きやすいです。



作曲に行き詰まったら、コピーをして頭を休めます。写真のスコアはジミヘンです。楽譜が達者に読み書き出来るとかではないんですけど、まあ読める、くらいになっとくと、タブ譜よりコピーが早い気がしますね。
話がそれました。あと、国産には珍しい、『楽器的なネック』という感じがしました。国産で、量販店的なところでも買えるメーカー(御茶ノ水楽器センターはちょっと違いますが)で二十万円台までだと、やたら生真面目に仕上げられたいわゆるオーヴァルネックが多い印象なんですけど、めちゃめちゃ正確に仕上げられてる感じがする割に弾きづらかったり、フレットが浮いてたり、すぐに波打ったりすることが多かったんです。なんか弾きやすかったです。最終的に『図面上の正確さ』より『演奏性』を目指して作られている感じがしました。いやー、どこが作ってるんでしょ。こういうのって、国産のやつだとけっこうお高い個人のお店さん製のものじゃないとない気がします。

○ハードウェアや『造り』の部分。


日本製なんですけど、あまりこの部分には期待しておらず。ていうのも、昔IbanezのPrestigeのS(Sが普通にプレステでカタログにあって、セールで15万切ってたんでほんとに昔)を買ったんですけど、塗装は丁寧だったんですけど、ネックポケットもかなり隙間が空いてたんです。日本製Gretschはほんとに隙がない造りという感じではありましたが。。。でもまあ見てください。






ビッチリはまってるでしょ。ギター自体がすごく高くなってるんで、多分クラス的には当時のSと似た感じだとは思うんですけど。

音的にどうなのかはわかりませんけど、気持ちいいですよね、ここに隙間がないと。


ここの隙間に関しては、色々説がありますよね。あんまりビッチリはまってるとボルト・オンのセンターずれを直すときのグイッてヤツが出来ないから多少ゆるい方がいい、とか、セットネックでも、ガチガチにくっつけると、逆にネックとボディが一体になって鳴らない、ジョイント部の隙間の大きさで鳴りを調整してる、なんて個人工房の方のコメントもどこかで見たような。。。


でも、フェンダーやギブソンのギターでも、高級なやつほどジョイント部をガッチリいってますよね。どっちなんだろう。


Ibanezは当時不良品なのか問い合わせたら(ほんとにばっくり隙間があったので)、会社の規定で何ミリまで、て決まってる、て回答をいただきました。確かにその範囲内でした。すみません。


当時と今の加工の状況とかはけっこう違うのかもしれませんが、50年くらいのど真ん中のヴィンテージならともかく、80年以降のヤツなら、普通に今のより造りの良さを感じさせる中古とかもあるみたいですけどね。ギターに詳しい方のブログとか見てると。まあ、僕はヴィンテージとか、ジャパンヴィンテージとか、話をきくのは大好きですけど、買おうとは1ミリも思わないんで。。。



ハードウェアはフロイドローズじゃなくてゴトー製でした。ゴトーのハードウェアは昔の方が良かった、ていう人をインターネットでたまに見かけますけど、全然いいですよ。チューニングも狂わないし、ペグの重さとかもちょうどいいし。昔DEANのギターにフロイドローズのライセンス品かなんかついてたんですけど、なんか変にボロい感じしましたよ。まあ、これと比べたらですけど。


他にも全体的にちゃんとしてるかんじがしました。




○ひと月ほど弾いた



1ヶ月くらい弾いたんですが、今のところ飽きるとかはありません。素の状態では確かにクリーンが出ないギターではありますが、ボリュームを7くらいにするとクリーンが出ますし、どういう音を出そうとしても、キメの細かさとキレがあって、時間を忘れてしまいますね。逆にレギュラークラスのレスポール(うちのコです!)とかが得意な『やや大味だけど、太くて気持ちいい音』みたいなのは苦手な感じもしますが、そこも個性だよな、と思えてきます。ディンキーシェイプは、たまに


なんてダサいんだろう



と思う時もありますが、そこも含めて、めちゃめちゃ気にいっちゃいましたね。


ネックに関しては、本当によくなじむ、かつ『これしか弾けない!』という感じにはならないのがいいですね。細くて薄い普通のネックという感じ。それと同時に、Ibanezのウィザードネックってよく考えられてるんやなー、と思いました。時々、あの幅が欲しくなったりしました。



何より買う前は、


テクニシャンのためのギターなんだ、きっと買っても、違和感を感じたりするに違いない。



と思ってたんですけど、なんか、その辺は杞憂に終わりました。前にDEANのギターを買った時は、モロにそれで、なんか、ブルースやパンクを弾いている、しかも主にパワーコードさんな自分がちょっとギターに対して申し訳ないな、なんて居心地の悪さを感じたりもしました。(RazorBoltだったのも良くなかったのか。。。)



でもなんか、何を弾いてようと、音や弾き心地がいいのが勝ってしまい『あー、これ、俺のギターだ!この感じを求めていたのかも!』な気持ちになってしまいますね。



あとなにげに気にいっているのは、手が黒くならないところです。エボニー指板で、これを買う時に売ったアリアプロ2もエボニー指板だったのですが、アリアプロ2の方はとにかく弾いたら指先が真っ黒になってたんです。エボニーで染色なしってもしかしたらすごく高くてギブソンレスポール・カスタムくらいじゃないとついてないのかもしれませんね。けど、1年たっても指が黒くなる。。。今回のジャクソン・ディンキーは、明らかに指板表面は染色されていますが、指が黒くならないんです!いいねー。こういうの。夜弾いて、そのあと手を洗いにいくのがダルかったんで。。。



ということで、近年ではかなりのヒットでした!売ったギター(特にIbanezのEKMは。。。)は惜しかったなー、と思いますが、本当に買って良かったです。強いて言えば、売ったギターに関してはやや後悔しているので、ローンで買っても良かったかな?ということくらいですかね。



おわり