GW中に妻の実家、東京都に行き、そこで1日の自由時間をもらえました。するとやっぱり行くのはギター屋さんです。飲みの店や風俗などが頭をよぎりましたが、何を置いてもギター屋さん。今住んでいる県には僕の好きな、イケベだのクロサワだのああいう『フェンギブばっかり置いてる量販店』みたいなギター屋さんかありません。



(渋くて高級な、本家を凌駕するコピーやヴィンテージ、斬新かつどこかに伝統へのリスペクトを感じる先進メーカーも大好きなんですが、そういうのって、だいたい僕が行きづらい、話が長くて頭がカチンコチンで『こわい』店主の店にあるんですよ。そういうお店を楽しむには、知識や実績、何よりお金が必要じゃないですか。お店とお客さん側に自覚はないとは思いますが。キッズもヘビーユーザーも貧乏人も受け入れてくれる量販店が結局居やすいんですよね)



で、渋谷の新しくなったイケベ楽器からぐるっと池袋まで回ってきました。御茶ノ水は妻の帰省のたびに行ってて、ちょっと飽きていました。ちなみに予算は27万円までが即金で、40万後半までなら買おうと考えていました。まさに貧乏人、清水の舞台から飛び降りる覚悟。


ターゲットは中古のPRS、Gibsonレスポール、本格派のロードボックス、ファズなど。。。いや、どれか一個ですよ?念のために言っときますけど。



体力的にはしんどかった。僕が住んでた頃からさらに再開発が進んでて、道が複雑でマップがないと死んでしまうとこでした。しかし、新しい渋谷のイケベ楽器の一階のペダルのタワーも圧巻でしたし、石橋楽器は変わらず同じようなとこで同じようなお店をしてて安心しました。



寄らせていただいた各店舗の感想を書くとなんかちょっと嫌な感じになるかもしれませんので、感想を良かった感じとやな感じにわけて書きます。



◎良かった


1、価格を現物を見ながら知ることが出来た。

ギター好きの方は情報収集も好きな方、多いですよね。僕も常にデジマートや関係記事をあさっていますが、やはり現物とそれについている値札にかなう情報源はないと感じました。価格の高騰はインターネットの通販サイトでも知ることが出来ますが、例えば二十万超えのメキシコ製フェンダーや、二十万円にせまる価格のエピフォンが、為替や材料高騰によってただ高くなってしまったものなのか、荒波の中、メーカーが生んだ新たな価値観なのかは、目にしないとわからない。ピカピカの画像ではわからない実感がありました。

全部を試奏したわけではないのですが、メキシコ製フェンダーも、エピフォンもかなり良かったです。普通にいい音がでますし、作りのボロさとかも感じません。まあ、エピフォンはGibsonのラッカー塗装に対してかなりポリっぽいポリ塗装ですから、見かけ上は安い感じがしましたけど。。。耐久性はどうなんですかね?5、6年前、エピフォンのギターもベースも持ってましたが、両方、ブリッジのアンカーが抜けましたから。でもまあ良かったです。日本製のフェンダーはほんとに外見が良くなりましたしね。昔は音や演奏性に問題はなかったんですけど、外観がクソ。特に色が。。。サーフグリーンとかソニックブルー、レイクプラシッドブルーとか最悪の色味だったのに、フェンダーになってモデルチェンジしたら、ほんとにカスタムショップとかと間違いそうなくらい、いい色味になってましたね。



2、昔より中古がきれい

なんか変に弾き込まれまくった中古とかあんまり見ませんでした。新品みたいな中古が多かったですね。店員さんの努力ですかね。



3、品揃えがフェンダーとGibson

一時中古も含めて割と色んなメーカーが置いてあると感じた時期もあったんですが、今回はなんかアイバニーズさえ手薄なとこも多かった印象でした。もうちょっと色々おいてほしいな。シャーベルやジャクソンくらいは。。。あ、これ、良くないところですね。



●まあまあ、そこそこ最悪だったところ


1、客層の変化

やや偉そうなオッサンと現役っぽい若い男性の二人組みたいなのをちょいちょい見ました。オッサンの方は微妙でしたが、その組み合わせだと、若いのはお金を持ってそうでしたね。実際試奏も高級ギター(〇〇カスタムショップとかPRSとか)でしたし。腕の方はよく分からなかったですね。速く弾けるな、とは思いましたが、いいトーンとかてはなかったですし。その一方、ちっちゃい、多分三万円もしないようなアンプを延々と試奏するお金のなさそうなオッサンが何組も。。。まあ、そういうのを試奏するなとは言いませんが、そのアンプ自体、必死に音を作るようなガチの用途には作られてないですから。一分いじって肌に合わないならもう買わなくていいんじゃないですか。つら。僕はお財布の中身的には後者なんでなおつらい。なんけわびしくなっちゃいました。ただ、今回は、店員さんに何も言わずにネックをそーっと触っていくキモいゴミオヤジとかはいませんでした。よしよし。絶滅しろ。きたねーんだよ!



2、価格がむずい。

昔、レスポールが25万くらいだったころ、19万くらいでも、お金をもらう現場で通用しそうなギターはありましたし、なんなら10万超えてれば、もうあとは腕だよね、て感じのギターが買えた気がします。今はレスポールが34万いかないくらい。ならば21から25万が、いわゆる『一生モノ』クラスの最低ゾーンになってくるのでは。。。(まあ、どういうギターを一生使ってもいいんですけと、一般論的な話です)と思ったんですけど、あんまりないんですよ、そういうのが。それくらいっていうと、エピフォンの高いやつとか、高くなってアメリカンプロフェッショナルクラシックに名前を変えたアメリカンスペシャルとか、日本製フェンダーのヘリテージとか。。。悪くないですけど、以前はどこか興味本位で手に取る感じのヤツがそのゾーンに入ってきてて、フェンダーやGibsonだと選択肢がアメブロくらいしかないんじゃないの?なんて。もうちょっと目線を上げれば中古のPRSやIbanez、他にも有名じゃないにしても、質は見るからにいいメーカーが視野に入ってくる。。。上に、前は明らかにそんなに良くなかったクラスのモノが、けっこう良さげなんですよ。こりゃー迷うな。。。作る側、売る側も、価格は上げざるを得ないにしても、質をそのまんまにはしないぞという気概を感じましたね。いやー、ほんとにむずい。



なんだかんだで楽しかったです。東京住みのみなさんがうらやましい!長くなってしまったので、買ったものの感想はまた別の機会に。そう、買ったんですよ!