アンプ探しの旅も一旦終わりです『VOX AC15』を買いました。いやー、けっこう悩みました。結局真空管アンプにしてしまいました。



今回のアンプ探しでは2回スベってしまったのと、その間、PODGOをずっと使っていたので、いくつかわかったことがありました。



1、自分はVOXの音が染み付いている。


正直、AC30を使っていた時は、ロードボックスによる音質変化に納得できず、あまり気持ちよく弾けていませんでした。しかし、他のアンプを買ってじっくり弾いてみると、VOXの歪みの惟一無二の個性と、そこを出発点にした音作りに慣れている自分に気づきました。


2、アンプモデラーでは、うまく弾けない。


ただの案件かも知れませんが、様々なプロがHELIXシリーズを使っていて、中にはHELIXフロア1台でツアーをまわる強者もいるみたいです。しかし、僕はどうも上手く弾けない。様々な試奏動画のギタリストみたいに自然なアンプサウンドも作れないし、何よりサスティンが不自然になってしまうんです。アンプモデラーやマルチエフェクターを否定する人のいうこともわかるんですが、達人にかかればアナログと遜色ないナチュラルな感じををどの歪量でも出せていると感じます。要は腕なんですね。でも、多分僕がそういう技術を身につけデジタルアンプを鳴らせるのはかなり先になりそうです。



③たくさんアンプの音が手に入るよりは、スタート地点になる音がほしい。



これです。『まずはこれで音を作って、あとはペダルとかで補完』というのが一番僕に合うなと感じました。ただこれは、アナログじゃなきゃアカン、てこともないですね。決まったアンプモデルを使い込めばいいだけですし。



真空管アンプをやめとこうと思っていたり、プリアンプからのノイズを考慮すると、あまりかしこい選択ではなかったかもしれませんが。。。



それでは。



◯良い点


①音

慣れ親しんだ感じの音がします。AC30と違うところは、トレブルノブを上げすぎると音が細くなるところ、歪みがやや柔らかいところですかね。おおむね、VOXのあの音です。ノーマルチャンネルの音が割と素直なのもいいです!



②マスターボリューム

色んなアンプを候補に入れましたが、クリーンチャンネル(このアンプで行くとノーマルチャンネル)にマスターボリュームが効くアンプはあったりなかったりなのでありがたいです。AC30と比べると、マスターボリュームを上げたときの押し出し感の変化は少なめ。



③エフェクトペダルと相性がいい。

エフェクトのりというか、以前持っていたAC30はピックアップの入力が大きかったり、歪みまくるペダルを繋ぐとピーッてノイズが出てましたが、今回はそんなことはないですね。SuperSonicもそんなノイズが出てました。なので、あまり何も考えずにペダルを選択出来るのはいいです。



●あまり良くない点


①価格が高くなっている

限定カラーのにしたので割高になってしまいましたが、普通のやつでも99000円です。BOSS GT1000とかHELIX LTと迷いましたね。真空管交換でも対応出来ないくらい壊れたら、デジタルへの移行を考えようと思います。



②センドリターンがない

SuperSonicみたいにプリアンプからのノイズが爆発していたら、対応が難しいてす。ノイズが気にならないくらい大きな音を出したら、部屋が小さいのでしんどいと思いますし。空間系に関してはトレモロとリバーブがアンプについてますし、効き方もストレートなので、個人的には困っていません。もともとライブにもチューナーとチューブスクリーマーくらいしか持っていかない人間でしたし。バカなんで、ボードを組んでも本番でわたわたするだけなんですよ。



③でかい

もう割り切ってロードボックスをつないでいるので、ヘッドだけのやつが普通の値段と普及率で売ってたら良かったなあ。MarshallのOriginとかDSLはヘッドがコンボの一万円安くらいでうってるじゃないですか。




と、概ね満足しています。将来的にはアンプの高騰についていけるとは思いませんし『別に中華マルチエフェクターでもへっちゃらっすわ』くらいのうでを身につけておかないと、



あれを弾いてもこれを弾いてもしんどい、やっぱり真空管アンプがほしい。けど、金も広いいえもない、なんてことになりかねません。今の日本の状況をみてると、僕の老後は明るくはないと思いますしね。



いやー、それにしてもいいアンプです!