由美子ルミエールです。
先日FBで「7日間ブックチャレンジ」のバトンが回ってきました。
元々はチェーンメール系らしいのですが
逆手に取って「読書文化に貢献する」という主旨を大切にして
インパクトがあった本を紹介するのはいいじゃない?
ということで、オリジナルルールでバトンを受け取り発信始めました。
その1冊目は進化がテーマのアーサー・C・クラークの
SF小説「幼年期の終わり」です。

宇宙進出目前の地球で、ある日世界中大都市の空に
大量の宇宙船が現れて、
その中から「オーバーロード」という全能的な超越存在が現れて
しかも彼らの姿はいわゆる
「理想的で神々しい」姿ではなかったので
地球人の価値観も崩壊していきます。
ちょっと考えてみてください。
「理想的な進化をしている存在は」はどんな姿だと思いますか?
神々しくまぶしい神さまや仏様のような姿に決まってるわ。
ロードオブ・ザ・リングのエルフ族のような姿のはずだわ。
ケツァルコトルのような羽の生えた蛇よ!
そんなわけないじゃない、変化自在のエネルギー体です。
ええ、そうかなあ?
ポケモンのようなキュートなモンスターじゃないの?
ケンケンがくがく ケンケンがくがく
・・・と、多分100人いたら100通りの理想像があるはず。
似ているものをまとめたとしても、10通り以上あるはず。
という風にここでまず、どう思う!?と刺激される

このオーバーロードが登場してから、
あっという間に地球社会が変わっていきましたが
そこで、めでたしめでたし、ではなくて
地球の子供達に始まった進化は思いがけない展開で
地球に行く末は・・・・。
え!?そうくるの、という結末だったのです。

と、初めて読んだ時は私自身の常識的な価値観も
ガランゴロンと崩れていきましたよ~。
当時ははっきり言うと、そういう進化はやだ~!!

でも最近は、
あれ?「進化」だと思わされていることは実は違うかもしれないわ。
という発想もするようになりました。
シ ン リャ ク か
ノッ ト リ かも しれな い。
更に、やるせない結末ということになっているけれど
そんなのわからないぞ~と、新たな自由を得たぞ~
こんな結末はどうだ?とどや顔発想

これはこの本を初めて読んだ時には、思いもしなかった発想です。
私の視野が広がったからこそ、出てきたんだなあと思います。
観点が変わると、感想も発想も変わります。
SFはサイエンスフィクションの略で
空想科学小説と訳されることが多くて
凄く魅かれるひともいるけれど

ものすごく拒否反応を示す人

も多いジャンルです。
だから
「幼年期の終わり」を古典傑作と絶賛する人も多いけれど
何これ!?全く理解不能だ、という人もまた多い。
でも、万人受けする必要はないのじゃないかしら?
私は、SFの醍醐味は常識をぶちやぶる視点を提起できて
そこから哲学することができることだと思うからです。
観念の揺さぶりが多いから、面白いんだよ、と思います。
私が初めて「幼年期」の終わりを読み終わった後は
今の私達が望んでいる進化ってどういうものだろう?
そもそも進化って一体どういうことなの?
理想的な進化というものはあるのかしら?
と、考えを巡らせました。それは今でも命題です。
その後「進化」をテーマにした様々な作品を読んだり見たりしましたが
唯一絶対に正解はないのですよ。ま~ったくない!
でもだからこそ、考えます。
私にとって理想的な進化はどういうものだろう!?と。
そして、他の人にとってはどうなのだろう!?とも考えます。
実は私、精神世界の探求を始めた時、
「あれ、こういう発想知っているなあ」と思いました。
SFを通して知った観点と同系だったので、
荒唐無稽とは思いませんでした。
さて、5/7のウエサク満月の翌日の5/8に
札幌の空には大量のUFO雲(レンズ雲)が現れました。

私はあまり写真は撮れませんでしたが、
ほぼ全天にその雲がでていて壮観でした。
さあこれが自然幻現象ではなくて
本当にUFOだったらどうリアクションしますか?
待ったなしの関わりが必要だとわかったらどうしますか?
そして、これからどうなると思いますか?


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