あっという間の解決 そして想定以上の転身
②に書いたように、ヒーリングクライシスで心身が危うい状態なったけれど
友人達や家族の応援で回復した私は「このままではいけない!」
と一念発起する力が湧き上がってきました。
それからは苦手だと思っていた計算や交渉、過払い請求等を
ほとんど一人でしながら、気が付いたら1年という短期間で借金問題は
片付いていました。
約10年も苦しんだことだったのに、あっという間に解決していったのです。
そうして自信が付いた私は、親元を離れ新天地で大きく動こうと
2009年に東京へ移住しました。
後押しするきっかけがあって5月に決め
7月には引っ越しをしているという高速の展開でした。
今思うと開拓民だった祖父の血が目を醒ましたのかもしれません。
そして、いつか住めたらいいなと思っていた、
利便性がよくアカデミックな環境が多い都心部で、
しかも自然環境が豊かな好環境の住居がみつかり
IT関係の企業に勤務を始めました。
そうして気が付いたら、高層階のトップフロアで
外資系アパレル企業やコンサルティング会社等への勤務へと変わっていき
類まれなるヒアリング能力を評価され
コミュニケーションのエキスパートとして活躍するようになっていきました。
それはかつてはパワハラやモラハラにあったことがあるのは
幻だったのだ、と思えるほどの転身でした。
人生に無駄はないと、つくづく思います。
そのコミュニケーション能力は、
講師業やスピリチュアルインタヴュー(SI-V)等を通して
培ってきたものだったからです。
特に、相手との境界線を保ちながら客観的にインタヴューする
SI-Vは、感性的な会話に偏りがちだった
私のコミュニケーションスタイルを劇的に変えましたので
私にとって、客観的にインタヴューをしてニーズを聞くことは
当たり前にできることになっていたのです。
そしてそれは、
かつては思ってもみなかったオフィスワークでの成功という
新たなキャリアをもたらしたのです。
4へ続く