さて、もう少し、「イグアナの娘」関連の話題が続きます。
こんなに喚起されるのは、作家に力量があるからなのでしょうね。
さて、
この物語の「母親にいじめられている」主人公リカが、
勝気で自立心旺盛だったら、
したたかでちょっとずるさがあったなら、
ちょっと鈍くて鷹揚だったら、クールでさめていたら
逆にもっといじけていて屈折していたら・・・・・・
どんな物語のなるのだろうな、と思います。
多分「リカ」が100人いたら、
100通りのイグアナの娘があるのでしょう。
家出して奔放に生きるという展開だってありえます。
天才的なストーリーテーラーがいたなら、
ギャグにもしてしまえるでしょう。
爬虫類好きの人って沢山いますから
そういう人達は、自分や他者がイグアナに見えても
醜いなどと思わずに、
嬉しくてたまらなくなってしまうかもしれないですよね。
イグアナフェチだから、イグアナに見える君が最高だ!
な~んてことだってありえますよ(笑)
そういえばかなり前に、
「恐竜家族」というドラマを観たことがありました。
爬虫類族のお話です。
み~んな爬虫類の世界では
そこに人間がいたら、そっちの方が醜く見えるかもしれません。
日本の古代には、
しもぶくれのおかめ顔が美人だった時代がありました。
そこ頃は、西洋型の美人は、ブスに見えたようです。
ギリシャ彫刻のミロのヴィーナスは、
かなりふくよかな体型をしています。
その頃は、現在のスリム美人は
痩せすぎでブスと言われたかもしれません。
そう考えると
人生って、幾通りにもクリエイトできると思いませんか?
だったら私は
制限する思い込みや、負の思い込みは
どんどん手放して
喜びいっぱいの新たなストーリーを創るほうがいいですね。
あなたはいかがですか?