其の壱からの続き。
基本、パンフレット登場順に。

8弾は6〜7弾に比べると一年生トリオのシーンは少なめなのだけど、毎年なんてらんきりしんなんだろう(メイクと衣装のチカラもさることながら)と思います。
パンフレットには各々直筆サインと一言コメントが焼き込みで入っているのですが、小学生男子らしさと子役さんという仕事人な感じと行きつ戻りつしていてキューンと来ますね。
そろそろシリーズも8年目ということは、歴代一年生キャストから上級生キャストやなマルナナちゃんみたいな役柄のキャストに合格するコも出てくるのかもしれないですね。楽しみ。

兵庫第三共栄丸(北村圭吾さん)
7弾初演のときは、(千年マチ子喫茶去編で海老さんと幼馴染役をされていたので素顔に近いお姿を拝見していたこともあり)三十路男性が頭に赤いリボンを載せてるビジュアルの強烈さにびっくりしたものだったのに、劇中のお頭の愛らしさと懐の深さ、幕間や楽屋ショットでのオトナな色っぽさに今ではお頭ビジュアルでも普通にカッコいいなと思うようになっています。
いわゆるマッチョマッチョした見ためではいらっしゃらないけれど、カーテンコールで両脇に舳ちゃんと義丸さんや重ちゃんをひょいっと抱えて登場したり、海の漢もベタ惚れになるはずですよね。
兄弟デュオのときも第三なときはコミカル成分多めな声、第四なときはカッコいい成分多めな声と、動きも声もきっちり分けて表現されててそこにも痺れます。

蜉蝣(新田健太さん)
新田さん蜉蝣アニキ、翁長蜉蝣アニキより2〜3歳若い印象を受けます。どちらも好きだけど2人が別の役柄で並び立つみたいなのもちょっと見てみたい。学園祭とかで。
初演DVDのメイキングで震える久下くんを抱きしめてあげてるところや地上50センチくらいのワイヤーでもサポートしてあげてる様子がアニキ。
パンフのサインとコメントの他に蜉蝣アニキによる蜉蝣アニキのイラストも載ってて、絵心もおありでらっしゃる様子が伺えます。

鬼蜘蛛丸(杉江優篤くん)
杉江くん姿のとき私には多少クチビルまわりが可愛く見えるのですが、鬼さん姿になると同じ顔だちなのに可愛さは控えめに感じるので役柄になるって凄いことだなあと思います。
やがらもがらの下15%くらいの位置で片手掴みにした長物を斜め30度くらいの角度で虚空にまっすぐ突き出せるのは上腕まわりかなりの筋力がいると思う。鬼さん紳士だけどオナゴの誘惑に気が付かない系紳士って感じはある。

義丸(薫太さん)
義丸のアニキのチャラ感、薫太さんじゃないキャストさんがミュの初代義丸さんだったらまた違ってたんだろうなと思うと、なかなか感慨深いですね。パンフのコメント近くに敢えて義丸さんではなく薫太やでイラストをぶつけてくる薫ちゃん感可愛いと思います。

舳丸(橘龍丸くん)
舳さまは、あらゆるシーンで色々とけしからんですよね。
中の人の龍丸くんが末っ子感炸裂な上に手のかかる弟感も併せ持つキケンな人なので個人的にはオナゴの腰骨粉砕マッスィーンだと思ってる。
今年もバッチリ片肌脱いで魅せる胸板だし、なんなら袴も脱ぎ捨てて褌一丁姿でもきっとカッチョいいはず。
再演では日替りギンギンシリーズでどうやら笑いの閾値が浜守一郎めいていることが発覚。
橘くんもせっかく立ち回りやら着物での日常感を会得してるんだから、時代ものの映像作品にも出てくれたらいいのにな。

重(倉本発くん)
発と書いて、ひらく、と読むというハイソなお名前は本名なのだろうけど、倉本くんは高いところも割と平気な肝の座りっぷりだし、実はかなりのイケボだし、実力派爽やか青年。
他の中の人や他のアニキたちが必ずしもプライベートでモテそうか?というと疑問なところ(陸酔いとか)も残る中で、おそらく倉本くんはお付き合い相手としてどんな年齢層の相手でもソコソコソツなくいい彼氏でいてくれそうな気がする好青年。プライベートは全然知らないですけどね。
重ちゃんがアニキ分な場面もちょっと見てみたいですよね。

大河平次渦正(学園長)(
初演の学園長、トラベルミステリーなら何かの犯行に及べそうな出番の少なさだったけど、再演は学園長らしさが増してていいと思う。
ちょこちょこ原作も拝見するようになると、学園長ビジュアルは原作の方が好きかもって最近思うようになりつつある。身近にいたらさぞかし厄介なお年寄りでしょうねえ…

また長くなってきたので続く。