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ナッツは良質な脂質とビタミン源です。
しかし、消化器の生理学から見ると、生のナッツの摂りすぎは、内臓を疲弊させてしまいます。
ナッツの殻の近くには、酵素阻害物質という消化酵素の働きを妨げる成分が含まれています。
これは、種子が発芽するまで身を守るための自然の防御機能です。
この物質が体内に入ると、食物を分解しようとする消化酵素(アグニ)がブロックされ、消化器官は無理なフル稼働を強いられます。
食べたナッツが未消化のまま腸に停滞し、腐敗(アーマ)を引き起こします。
ナッツは非常に乾燥性が高いため、腸の粘膜から水分を奪い、便秘やガスの原因となります。
良質な油分を摂取するつもりが、実際には消化器に大量の未消化の重荷を背負わせている状態でしょうか。
胃腸に錆びを溜めないために、少量だけ摂るという工夫を。
veda