sittingfool 日本語の練習だ! -10ページ目

sittingfool 日本語の練習だ!

アメリカから来たオヤジのメチャクチャの日本語

アザゼル。不思議な名前だ。
目の前にアザゼルが立っていた。彼の羽はスーツにぴったり合う模様だった。強そうな四角い顎。髪の毛も完璧だった。その冷たくて真っ黒な目が私に差し込んだ。深い声でそれぞれの音節をはっきり話すアザゼルに少しずつ魅了された。何か怖かったけど魅了された。子供が火に引かれる状態だった。

細長い指が伸びて来る間に「獲物をつかめる」しか考えられなかった。私の顔を指しながら、「何が欲しいのかい?」って彼が聞いた。

「何も。」私は答えた。

それでアザゼルは「では、何もない。」と子音を強調しながら言った。

突然、私は「幸せになりたい!」と叫んだ。

アザゼルは「幸せってぼんやりしてるよ。意味も分かるのかい?幸せって事はないよ。人間を造った時に私と同じように造った。幸せはないよ。追いかけるけど、つかめない。」

それで、彼は羽を大きく伸ばして目くばせをした。退出してもよろしいと言う事みたいに。