2023/9/16

抗がん剤の投薬、投薬後の経過観察を終えて無事に退院した。

抗がん剤はドキソルビシン。赤いお薬を点滴したとのこと。

おしっこが赤くなると聞いていたが、投薬した夜には「確かに赤みがかっていたよ」とのことだった。

 

入院期間中は、まめにLINEして様子を聞いていたが、💩くんがなかなか出なかったこと以外は吐き気も倦怠感も特に無かったということだった。

これは投薬量を60mmに抑えているということの結果らしい。

通常は75mmの投薬量ということだが、副作用を押さえ、かつ、投薬効果を得るために最近始めた治療調整ということだった。

ケモ外来の看護師さんが言われていたとおりで、まずは良かったな、と思っている。

無論、2回目の抗がん剤投与で副作用が出る場合もあるとのことで、今後の安心を保証するものではないが、説明されたとおりの結果が得られると安堵すると同時に今後の治療も安心して取り組めそうに思うのも事実である。

 

因みに、💩くんは下剤を飲んだら最終的には「するっ」と出たそうだ 笑

 

月曜日に入院して土曜日に退院したわけだが、これは当初予定より一日長いものだった。

一日退院日が延びたのは金曜日に急遽CVポートを埋設したためで、これは主治医が放射線科に無理を言ってねじ込んでくれたものだった。

抗がん剤投与は血管外に漏出すると皮膚の腫れ、水ぶくれ、壊死、潰瘍などのリスクがあるとのことで、「えっ、怖いじゃん」と思っていたが、実際に家内の血管を確認した主治医の判断として素早い対応をしてくれた。

家内は術後に少し寂しい感じになった、と言っていたが、今後の抗がん剤治療の大変さもさることながら、やはりこういう病気になってしまったことへの悲しみがこみ上げたのかと思う。

LINEを見ながら「ぎゅっ」としてあげたい、と思った。

 

自宅で家内が傷跡を見せてくれたが、人間は鎖骨の下にポケットがある?ということで、そこに埋めているということだった。いずれにせよ、リスクは少なくなったので安心である。

 

2023/9/17

退院の翌日には脱毛に備えてウィッグを手配しに行った。色々見て回ったが、結果的に有名どころの手頃な価格のものを家内は選んだ。

わたしも興味津々でモノを見せてもらったが、着けた姿を見ると全く違和感がないことにびっくりした。

この出来であれば家内も外出は怖くないだろう。

あとは室内で被る帽子とか、外出時の帽子、しばらくは帽子の物色に時間をかけることになりそうだ。

 

再発転移の発覚から抗がん剤治療の開始までバタバタしてきたが、ようやく落ち着きを取り戻しつつある我が家。

肺多発転移が抗がん剤によってどの程度改善できるのか分からない。

ただ、根拠なき自信であると以前も書いたが奏功すると信じて疑わない。

そうすれば局所治療への道も開ける。

完治は難しいことから、一生付き合っていかなければいけないが、それであっても構わない。

新たな転移がないことを祈り、肺で食い止められている状況を出来るだけ長く維持する、それが目標だ。

 

1クール目の抗がん剤治療を受けて、元気に戻ってきた家内。退院時には顔色が悪かったが、すぐに顔色も良くなり、普通にしている。特に痛みもなく、苦しくもないようだ。

肺転移ということで、呼吸に難がないか、ちょっと咳をしただけでも大丈夫か、と心配しまくり、結果として、就寝後に何度か家内の部屋に様子見に行くことが日課となってしまった。

 

完全消灯で寝ているので、家内を寝室に見に行ってもはっきりと様子を伺い知ることは出来ないが、「スースー」と寝息を立てて眠っているのは確認することができる。

 

この幸せがいつまでも続きますように。そう願うばかりである。