5/23 ゲムシタビン投薬
早いもので、DG療法の8クール目に入った。
7クール目の2剤投与は、手の痺れ、腫れが酷いため一週間の休薬後、薬量を8割に落としての実施となった。
前回CTの結果は、読影医の所見も確認したが、「著変なし、多臓器への転移なし」、ということで主治医の「わたしが診るところでは転移はない」という発言を裏付けるものであった。
主治医曰く、「病状をしっかり押さえ込んでいると思います」、だそうである。
このまま永遠に悪さをしなければいいのだけど。。
毎回目を皿のようにして確認する血液検査の結果は、休薬期間後の、2剤投与の事前検査では好中球が回復し、2剤投与後の事前検査では好中球の数値が悪化する、というのが大きな変化点だった。
腫瘍マーカーは正常値を保っている。
好中球の数値が悪化するのは抗がん剤が効いている証拠らしく、最近は好中球の数字を追っかけることにしている。
血液検査の結果なんて、自分の健康診断では「よーわからんな」と思って眺めていたが、妻が病気になってからは各数値について勉強したおかけで、それなりに詳しくなった。
余談だが、自分が病気になっては妻を支えられなくなってしまうので、過去の健康診断の数値を確認して、生活習慣を大幅に見直すことにした。
毎年の人間ドックが8月にあるので、そこで結果確認が出来るだろう。
話を戻す。
三週間サイクルで病院に通う。
車の中でオンラインで仕事をすることにもすっかり慣れてきた。
なんとかQOLも維持出来ている。
この状態で最低でも10年。欲を言えば20年。一緒に乗り越えていけたらと思う。
正直、病気になる前は、長生きするのもリスクだよねー、なんて言い合っていたが、冗談じゃない。
健康で長生きできることは本当に幸せなことなんだと思う。
10年たったら子宮平滑筋肉腫のような、その他の希少癌であってもきっと良い薬が出てきていると信じている。
その時まで頑張らねば。