2023/8/25
婦人科外来で今回の治療について話を聞いた。
その際のやりとりを備忘的にのこしておく。
今回、肺転移の手術は婦人科から胸部科への依頼という形で実施するという説明であった。
前回の診断の時に提案された治療方法、
①右肺は切除、左肺は重粒子
②抗がん剤
③積極的な治療をしない
の中で病院内のサルコーマセンターの推奨は②の抗がん剤ということだった。
理由は多発肺転移だから、という。
ちょっと、待ってよ、子宮平滑筋肉腫の治療方法って最善は発見次第切除じゃないの?手術出来るのに抗がん剤?というのが正直な感想。
K病院のT先生も切除することが最善の治療方法と言われていた。
今の病院の先生方を信頼しているが、チグハグ感は拭えない。
前回の診断時に、手術後に転移再発を予防するために抗がん剤治療をして欲しいという要望を出したが、明らかな腫瘍がないのにやる意味はない、ということで却下された。
転移再発を何度もするというこの病気。血行性転移ということが分かっているのに何故やってくれないのか。目に見えないが血液中には確実にがん細胞がいて、それがいつどの臓器に定着、大きくなるか分からないというものである以上、その血液中のがん細胞を叩くために抗がん剤治療をすることはアリなのではないか?
ダメという根拠はなにか?、その理由を問うた。
結果は治療効果があるというエビデンスがないから、だった。。
私見で不遜であることは分かっていることを事前に申し上げておくが、わたしが連日連夜、色々な方の治療履歴を拝見したときに、再発転移をしないよう予防的に抗がん剤治療をされている方は幾人かおられた。
そして、再発しなかった方もおられるし、不幸にして再発されたとしても頑張って治療を継続しておられる、そういった事例もあるではないか。
無論、医師でもない自分の意見など全く意味がないことは承知のうえだが、今回の肺転移手術後にさらに再発転移を来した場合、後悔することになるのではないかと思って聞いていた。
重粒子線についても同様で、ラジオ波ではダメなのか、と聞いたところ、実績がない、ということだった。
実績がない?保険適用にもなってきているのに実績がない?
いま治療をお願いしている病院は県立のがんセンターで、全国規模で治験情報を共有しているという。
他の病院ではあるかも知れないが、当病院では実績がない、ないから出来ないということだった。
出来る病院に紹介状を書いて、手術依頼をするということは出来ないのですか?と聞いたが、それすら出来ない、ということだった。
Q病院での重粒子と同じことではないのですか?、と聞いたところ、なんとグループが違うから、と言われてしまった。
なんてこったい。白い巨塔ではないが、日本の医療はセクショナリズムが未だにはびこっているのか、時代は大きく変わってきているのに。患者最優先ではないんだな、というのが正直な感想。
どうしてもラジオ波での治療を望むなら、転院ということになる、手術後に抗がん剤治療をどうしてもしたいなら、やはり転院。
つまるところ、病院の提案した治療方法以外の選択をする場合は転院してくれということだった。
病院の医師の気持ちも分かる。
患者に寄り添いたいと思っていても組織の論理には勝てない。仕方がないこととは思う。
ただ、考えてみて欲しい。
みんな大切な人を絶対に失いたくないと思っている。
だから、ありとあらゆる治療方法を検討の俎上に載せて、その中から最善と思える治療方法を選択したい、そう考えていると思うのだ。
そして早い段階であればあるほど与えられる選択肢は多く、そして再発が続けば、いずれは身体の状況とともに少なくなっていく。。
だからこそ、早い段階で選択肢の幅を狭めて欲しくないと強く思う。
8/30、8/31
K病院のT先生に診ていただけることになった。
初日にCT、MRI、血液検査を実施,二日目に検査結果踏まえた治療方針の提案。
現病院には手紙を書いていただけるとのことだが、治療方針が異なった場合にどうするか。
いまは考えても仕方がない。
行って、話を聞いてくる。