ビートルズのゆかりのある場所は聖地巡りのツアーとして旅行の特集が組まれるほど、もはやイギリスでは定番の観光地とされています。
今回、ご紹介するのはそんなビートルズの聖地の中でもここは絶対外せない場所である
キャヴァーンクラブになります。
キャヴァーンクラブビートルズの下積み時代のライブハウスとして有名な場所。
後にビートルズのマネージャーとなり、バンドの最初のレコーディング契約を取り付けたブライアン・エプスタインが、彼らの演奏を最初に見た場所でもあるのです。
そこでビートルズに感銘を受けたエプスタインは、彼らのマネージャーを引き受け、後にビートルズを世界のトップスターに仕立て上げていったのです!!!
キャヴァーンクラブの構造
https://www.diskgarage.com/digaonline/column/11382/2
キャヴァーンクラブは元々、第二次世界大戦中に防空壕として利用されていた地下室を改築して造られました。
キャヴァーン・クラブに入る階段には天井、横壁などに所狭しとキャヴァーン・クラブで演奏したミュージシャンの写真が貼ってあるそうです。
英語のCavernとは洞窟という意味で、まさしくその言葉通り、地下は縦長の構造となっています。
また、ライブ会場内にあるトンネルやアーチ型天井はこのライブハウスの特徴の一つでもあるのです😁
ビートルズの利用により有名になって、、、
https://jp.123rf.com/photo_27766403_リバプールで歴史的な洞窟クラブ向かいのジョン-・-レノンの銅像.html
ビートルズによる知名度の向上後、キャヴァーンクラブは往年のアーティストや映画、文学にも使われたりしています。
また、キャヴァーンクラブを有名にさせたビートルズのメンバーもビートルズ解散後によく利用したりしていました。
ジョンレノン は、自身のアルバムのジャケットにキャヴァーンクラブの写真を使用。ポールマッカートニーは、キャヴァーンクラブ改築後、真っ先にそこでコンサートを開くなど、メンバーからの愛着も伺えます。
その特徴的なライブハウスの構造から世界中の多くの国がキャヴァーン・クラブをモデルとしたクラブを造ったりしているのです。
クラブの所有者が公言しているのだけ数えても、アメリカ合衆国テキサス州のダラス、アルゼンチンのブエノスアイレス、東京、オーストラリアのアデレード、ニュージーランドのウェリントン、カナリア諸島ランサローテ島のコスタ・テギセ以上、6つのキャヴァーンクラブをモデルにしたライブハウスが世界中に存在します。
音楽の世界だけでなく、世界中の文化、歴史に影響を与え続け、今なお現役のライブハウスである、キャヴァーンクラブに是非とも足を踏み入れてみてはいかがでしょうか☺️