この前、2024年2月1日よりオープンした豊洲の「千客万来」という施設に行ってまいりました😆



築地市場の歴史ある景観を豊洲において再現したとして発信され、僕が来た時も多くの人で賑わっていました。


およそ10年前には、築地から豊洲へ海鮮市場を移すか、移さないかで揉めていたニュースを知っているので、どんな形であれこうやって昔の市場の景観や文化を残していこうとする取り組みを継続して行なっているのを見て良かったなと思いました😊


そもそもの築地市場の景観の特徴は


https://smtrc.jp/town-archives/city/tokyo-bay/p03.html


築地市場は、およそ1935年から2018年まで約83年間にわたって日本の公設された卸売市場として存在し続けていました。


競り場や大卸・仲卸があった建物は、大きな弧を描いた様な建築様式が特徴です。これは国鉄東京市場駅がかつて存在していた名残であると言われています。

(貨車から降ろしてすぐに競り売りが行われたため)


また、更に建築的には昭和初期特有のレンガ作りで建てられた建物がいっぱいあったといわれています🏠

(市場移転後に多くが解体された)


観光地としての千客万来



千客万来は観光地としての側面を発信していきたいそうで、豊洲市場隣接地域を活かした新鮮な料理、そして江戸の街並みと上に書いた様な築地市場の景観との融合において独特な雰囲気を纏った商業施設群となっております。


温泉や食事などのサービスが取り揃えてあり、1日中滞在できる様なくつろぎの空間が提供されているのです。


どこもかしこも海鮮料理屋で賑わっていました😊


江戸の街を再現



千客万来の多くの建物は江戸時代の建物をモチーフとしています。


土壁を使用し、日本家屋の特徴となる柱と柱をつなぐ「長押」がないものが多く、格式張らず、自由ですっきりとしたものが江戸時代の一般的な庶民の家屋の特徴です。「千客万来」の建物も例外なくそういった仕様になっておりました。


また、台石の上に柱を組み立てる「礎石建物」と呼ばれる建物の基礎を築いて、板敷きや畳の床があるスペースがあります。結構細かな所まで当時の建築様式を再現されているのだなと感心しました😎


普段自分はあんまり豊洲や晴海などの江東区エリアに行かないもので、たまに普段行かない所や場所に行ってみると新たな発見などもあるもんですね😄