去年のシネマティックがあっさりでがっかりしていましたが今年が最高過ぎたので語りたいと思います。

 

知識をもってもう一回見ると100倍面白いのでぜひ。

 

 

 

 

まず今回のテーマとしてStill Here【まだ、ここにいる】ですが映像の構成として[過去・未来・現在]の三つのストーリーに分けられています。登場する人物ですが、

 モルガナ   ケイル      エイトロックス        キンドレッド 

 

のキャラ達が過去パート

 

     ヤスオ          キンドレッド

 

のキャラ達が未来パート

 

   トリンダメア          アッシュ         キンドレッド

 

のキャラ達が現在パートとして出てきます

 

最初に登場するキャラ達を紹介したのも、共通してでてくる【キンドレッド】が今回とても重要となってくるからです。

 

 

動画の最初から説明するので最初はわからないかもしれませんが、あとから全てが繋がるので安心してください。

 

最初に「明日は希望…」 「でも約束ではない」 これはケイルとモルガナのセリフですが、モルガナが自らを犠牲にして

堕天してしまうことを示唆しているのではないかと思っています。

 

そしてトリンダメアがたくさんの人に囲まれ倒れているところですが、このままだと彼は死んでしまう運命にあります。

そこで出てくるのが重要キャラ【キンドレッド】。キンドレッドというキャラは子羊と狼の二人がひとつとなって行動していて

ルーンテラでの死神的存在にあります。キンドレッドは死ぬ運命にあるものの前に現れ、死を受け入れるものには子羊の弓での

安らかな死を、死を拒むものには狼による残酷な死を与えるという存在です。

トリンダメアが目を閉じる直前 人とは少し体系の違う影が見えるのが分かります。これは死ぬ運命にあるトリンダメアの前に 現れた子羊の影だと言えます。 

 

次が過去パートです。

左の白い翼がケイル、右の紫色の翼がモルガナになります。まだモルガナがケイルと喧嘩をしていない過去です。

そしてこれが過去パートだと裏付ける証拠として現在のモルガナは翼と鎖で縛っており、飛ぶことができないこと。そして二人はデマーシアという国に建国当時から深い関わりがあります、デマーシアといえば白く神々しい建物なのですが、

 

          デマーシア↓

 

それに比べ二人の後ろにある建物は木造で現在のデマーシアより古典的なので、過去だと言えると思います。

 

そして二人が飛び立ったところに現れるのが、エイトロックスです。めちゃめちゃかっこいいです。

二人はエイトロックスと戦いますが、圧倒的な力でなぎ倒されてしまいます。このままではエイトロックスにすべてを破壊されてしまう…そこでモルガナが自らを犠牲にエイトロックスに対して魂の足枷を発動します。

この時のケイルの表情が最高過ぎる…ケイルは罪に対してあまりにも執着した考えを持っていて、確かにエイトロックスを倒すことはできても、堕ちてしまったモルガナに対しての怒りを抑えている表情がなんとも言えない…僕は毎回ここで涙が出ます。

 

そして複雑な気持ちの中、モルガナが地面に突き刺した剣と自分の剣を二つ持って星炎の刃を放ち、エイトロックスを瀕死にまで追い込みます。

そして瀕死になり、エイトロックスの死の運命が近づいたことによりキンドレッドが最後、炎の中に現れるのが見えます

写真だと分かりにくいのですが映像で見ると、確かに弓を持った人がこちらに歩いてきているのが見えます。これ初見で気づける人なかなかいないと思いますw

 

そして未来のパート

ノクサスに侵攻されたアイオニアでは未来でも争いの絶えない地域となっています。ここで登場する謎の老人。

棒で地面に線を書き、これ以上入ってくるな、さもなくば…という強者のオーラを感じます。忠告を無視した敵が老人を襲うも

全然戦えていますね、ですが一人の蹴りが胸に当たり仰け反ってしまいます。そこで帽子が取れ、そこにいたのは…

まさかのヤスオ!!鼻にある傷からしてヤスオ本人でしょう!未来のヤスオ!ヤスおじいちゃんの登場です。

衰えた体でも師匠から受け継いだ風刃術で敵を倒す姿は最高!飛んできた弓を刀で切るシーンは特別かっこいいですね。

風刃術で逃げてる敵を倒した後、空に見えるは無数の矢、目を閉じるヤスオ…死を悟ったんだと思います。そこで現れたのが

キンドレッドですね、

ヤスオは目を閉じ死を受け入れたため子羊による安息の死である矢がひとつ、輝いて飛んできているのが分かります、狼も

森の中で彼の死を見守っているのが見えます。

 

そして現在パート

動画の最初に戻り、死の運命が訪れたトリンダメアの前にキンドレッドが現れます。

トリンダメアは死を拒んだため子羊が弓で攻撃を仕掛けるとともに、狼が彼を食い殺そうとしています。狼をいくら攻撃しても

再び現れ、子羊の弓を壊しても再び復活するのはもう絶望的ですね、ですがトリンダメアは死を拒み、死神であるキンドレッド

を仕留めようと不死の憤激が発動します。目が赤く変わっているのがその証拠ですね、戦い、生への執着が彼を奮い立たせ狂気に満ちたその目は敵を倒そうという感情に執着してしまいます。そこで子羊が弓での攻撃をすると思いきや後ろから二本の矢が

放たれます。

アッシュのフロストショットですね。そして二本の矢はキンドレッドではなく、トリンダメアの後ろにいた死の運命の元凶である

敵を仕留めます。そしてキンドレッドの霧を払い、現れるアッシュ。死の運命の元凶を倒したことにより、子羊は彼に執行猶予を与えます。そして彼女を見て、死から逃れたと悟りトリンダメアの目から狂気が晴れるのが分かります。アッシュとトリンダメアは夫婦関係にあり、最初は政略結婚でああったものの、二人には次第に確かな愛用が芽生えています。

死から逃れた二人は仲間を呼ぶためアッシュが空に向かってホークショットを放ちます。二人の表情が最高でした。

曲のタイトルであるStill Here【まだ、ここにいる】はトリンダメアの助けの声を求める声とも取れ、助けに来たアッシュの言葉とも取れて、とても心に刺さるなと思いました。

 

以上が簡単な解説でした。このゲームのストーリー、あまりにも奥が深すぎる、個人的にはモルガナとケイルの過去パートが一番好きですね。去年のシネマティックが素朴すぎて、LOLが見捨てられたのかと思ってたけどやっぱりRiotは最高だなと思いました。

 

来年のシネマティックも楽しみですね、余裕があったら来年も書きます。