モニター | Do or Do not, There is no try.

Do or Do not, There is no try.

ギターや音楽(含むDTM)絡みが多いかな

 

何時だっけ、去年の秋くらいだったっけかな、使っていたPC用のモニターの電源が入らなくなってさ。

 

このLGのモニター。

23インチ、フルHD。

 

2011年の正月に、近所のPC工房の初売りセールで購入。

 

タッチ式。

 

このモニターのいいところはさ、

 

PC用のDVI(右)、VGA(真ん中)に加えてコンポーネント端子(左端、緑青赤の端子。コンポジットと

ちゃうよ。日本的にはこの3つを纏めたD端子のほうが解りやすいかな)が付いてるのよ。

 

更に横にHDMIが2つ。

 

――――

 

これ買う1年くらい前にTV壊れてしまって、しばらくTVの無い生活だったのよ。

ただ、持ってた(アナログ)レコーダーが東芝RDだったんで、ネット経由(のブラウザ)でPCで

見ること出来たのね。

 

だからそんなに困ってはなかったし、怪我の功名でホントに見たい番組しか見ないように

なったんだけど(諸々過程を経ないと見られない、てのはTV離れするには実に有効w)、

そうこうしてるうちに住んでたトコのケーブルテレビ設備が地デジ対応になって、

ケーブル会社からも「セットトップボックス交換しまっせー」て連絡が来て。

 

だったらまぁ、交換してもらって録画も外付けHDDにして…と考えるとちゃんと見られる

TVあったほうがいいな、と。

 

で、どうせならフルHD(1920×1080)と考えたんだが、TVってね、32インチ以下でフルHDって

無いのよ(HD、1280×720。最近だとソニーの一部やLGのTVに32インチフルHDはある)。

 

かと言ってそんなデカイTVもいらんしさぁ(必要量しか見ない俺にとっては、なんなら

32インチでもデカイくらいだw)。

 

しかもSTBで見るって事考えたらTVである必要は無いわけよ、映像映りゃいいわけで

(音声は別途アンプ&スピーカーとかPC用の小さいのでもいいし)。

 

てな事を色々考えたら、このモニターに辿り着いてね。

これならPC繋いでコンポーネントでアナログレコーダー繋いでSTBをHDMIで繋いで、音声は

全部コンポに繋げば万事解決。

しかもPiP(Picuture in Picuture、小画面)ができるので、PCで作業しながら小画面でTVも見られる。

 

――――

 

電源入らなくなった時に色々調べたら、「液晶モニターの電源入らない問題は、

コンデンサを交換したら直る可能性が高い」という情報が多かったのでいっちょ

やってみっかと思ったのだが、この筐体をバラす(裏パネルを外す)情報が少なすぎて。

で、その少ない情報を見る限り、パネルが引っかかってる爪(の受け側)がバラす過程で

相当ダメになるっぽい。

要は外すことは考えてない作りというか。

 

で、一回修理は諦めたw

リサイクルショップ持ってってジャンク扱いで買い取られるにしても、そういう類のキズモノは

買い叩かれるだろう。

 

諦めて、フィリップスの27インチモニター買った。

 

で、それから暫くして。

 

考えてみると、リサイクルショップに持ってっても「電源入らない」じゃ買い取りなんて

数百円レベル。

どんだけキレイにしたってね。

 

だったら、爪折れなんて気にせず直してもいいんじゃないか?

直ればデュアルモニター&PiP使えて言うことなしだし。

直らんくても、数百円の回収が出来ないだけだ。

 

 

てことで、直してみた(やっと本題だw)。

 

下4箇所にあるネジを外す。

 

差し込み&ねじ込み式のスタンドを外す(外さなくてもバラせるけど邪魔なので)。

 

外周にある16箇所の爪を外すのだが、適当な厚さのプラ板(使ってないカードとか)でクイクイ

やってもさっぱり外れない。

下側の爪は比較的簡単に外れたが、それ以外がちっとも外れやしねぇ。

 

もう仕方ないので、力任せに引っ張る。

 

外れた。

 

が。

 

この通り。

 

左右の爪の受け側はほぼ全滅。

上もセーフだったのは2箇所くらいだけ。

 

これね、(裏のパネルの)爪の写真は残念ながら撮ってなかったんだけど、

受け側に対して爪は外から噛むようになってるのよ。

これが逆に内側から噛むようになってれば、噛んだ部分をプラ板なりマイナスドライバーなりで

押し込んで外すことも出来たけど、これじゃ噛んだ爪を浮かすことも出来ない。

 

全くバラすことは想定されてないね。

 

まぁ良い。

外れたので、いざ回路をば。

 

 

回路が収まってる部分て、基本的にこの写真の左のパーツだけで留まってるというか

支えてるのね。

 

反対側は上にテープ貼ってるだけ。

 

位置がずれても判るように外周をマジックでなぞっておきました。

 

各コネクタを外してひっくり返すと、

 

基板が2つ。

左の方が電源側基板で、今回の(おそらくの)修理対象。

 

ネジ4つ&隣の基板につながってるコネクタ外して更にひっくり返すと、

 

問題(と思われる)コンデンサ。

 

判りづらいけど、右2つ以外の4つはアタマがちょっと膨張してる。

 

液漏れしてるとか、そういうことは特には無かったけど、おそらくこれが今回の不具合

(と、思われる)。

なので、交換します(右2つは問題なさそうだけど、ついでなので6つとも交換)。

 

で、マケプレで同じ規格のコンデンサ(2種類)を購入。

 

サイズは元のより若干小さいけど、規格は同じものです。

 

元のコンデンサを取り外し、

 

新しいのを差し込み(極性があるので間違わないように)、ハンダ付けしたら余分な足をカットして、

 

完了。

てか、これで直ってるのかどうか、そもそもソコが悪かったのかどうかも定かではないのだがw

 

で、結論から言うと、

 

直った。

 

 

まぁ厳密に言うと、組み立てる時にもう一個の基板に繋がるコネクタ刺し忘れてて最初

電源入らなかったし、液晶と繋がるコネクタの指し加減が甘かったのとコネクタの汚れとで

電源入った後も映像がちゃんと映らなかったりもしたが、修理内容だけに限って言えば、

修理はあっさり成功した。

 

 

 

試しにデュアルモニターにしてみた。

設定で2つを1つのディスプレイにするモードにしてみたが、

 

使ってないソフトとか立ち上げると画面真ん中に出てきて、逆に使いづらいw

 

どちらもフルHDなので表示がデカくなったり小さくなったりってことはないが、

サイズも違うし色合いも違うので、普通のデュアル設定に戻した。

 

そしてPiP機能。

 

今は左上に出す設定だけど、これは変えられる。

サイズは、変えられないけどね。

 

SWAPすれば、

 

逆になる。

 

 

 

で、デュアルモニターになったのはいいのだが、机が狭くなってしまった

(狭くというか、モニター2台+スピーカー等を置くのに厳しくなってしまった)。

 

なので、机の拡張をしようと思う。

言うほど大げさなことでもないけどねw

 

長くなったので、それは次回に。