Michaelのblog -15ページ目

ずーっと神様は暇を持て余していた――。

そして、ジーッと人々を眺めていた。

ある日、天使レミエルを使わし人々にお告げを伝えることにした。

こうしてレミエルは神のぼやき……いやお告げを人々に伝えるために、電話を持って地上界へと降りたのであった。

今日は誰が神のぼやきに付き合わされるのか――。


少年ギル編 第二話
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夜も深まる暗闇の中、空を見上げると、星々たちが美しく輝いていた。

そんな星空の下、ウルクの街は建物による闇が多かった。


ギルは夜な夜な王宮を抜け出しては一人で遊んでいた。

暗い闇の中でウロウロすると、彼はなぜかワクワクした。

子供にはありがちな『何かがありそう』、という好奇心だったのかもしれない。


夜な夜な抜け出し何か悪いことをしているそんな緊張感、それが更に彼の楽しさを膨らませた。

ひんやりとした風も気持ちいい。

砂漠の夜は寒い。

だが今はまだ闇も深くなく、涼しいくらいだった。


ギルはハシゴをかけ、とある建物の屋根に登り寝そべりながら空を見上げた。

きらめく星空を見て、彼はつぶやいた。


「お化けがいなくなれば友達増えるかな~……」


TeLLLLLLLLLLL――


電話の音がする。


隣には天使レミエルが立っていた。

純白の肌と金色の神をした、ショートヘアのかわいい少年だった。

でも口は悪い。


「おい、お前、何寝てんだよ! 神からのお告げだ」


あまりに突然なことに驚いたギルは腰を抜かし、ひっくり返った。

その手には圧倒的な高級感の漂う携帯電話リンゴのマークのiPhoneが握られていた。


それは神に選ばれた最高の英知。

人類がたどり着くのはまだ何千年も先の夢のテクノロジー。


わけもわからず電話を手にしたギルは、言われるがまま電話を耳に当てた。


「もしもし。

もし、もーーし。

神やで~。

悪事って何をもって悪いってことなんやろうな……。


ヒーローが悪人を倒すと、よく、ようやった的な空気になるけど、倒された悪人の家族にしたらタマラン。

お前の親父、悪人やからと言われた上に、殺されてしまうわけやからね。


ヒーローもその悪人の戸籍を調べた上で家族の理解と了承まで得た上で戦っているのなら、まだいいんやけど、それはそれでかっこいい感じが薄れるから、イメージも良くない。


別視点で、もしその悪人の子供が大人になってヒーローを倒したら、時を超えた的なリベンジ感もあって何かええ空気感もあるし、もうそうなってくると時間軸の縛りも大事になる。

何月何日のこの人は悪人でした!的な。

3月8日、ただ今15時50分、この人は万引きをしました!くらい言わないといけないけど、それ言ってる方が逆におかしい感じもする。

ただ裁判は、それをしてるな~。


でも例えば万引きがあったとして、あいつ万引きや!! と言うわけやけど、10年経ってから、実はあいつ昔、万引きやってん……となると、何か昔、ワルやった的な武勇伝にも聞こえる。


昔からいうけど、悪ははびこり正義は守らなくてはいけないというのは名言かもね。ただここまで言っといて、じゃあ本当の正義とはなんぞやと聞かれれば、それは――。


神であるわしの考えやけどね。

それ聞いて、自分どう思う」


ギルは答えた。


「ちょっと寒いからもう帰る」


神様のぼやきはまだまだ続く。


やあ、
みんなこのタイトルを見て残念に思っているかもしれないが心配をしないでくれ。
ザラキエルが登場する物語、【今週も】始まらないだけさ。きっといつか始まるよ。
だからと言って金曜日の更新を怠るという事はしないよ。今週も神様のぼやきだ。うん、何か問題があるのかな?
正直、神のしゃべりに驚いた人も多いだろうが、まあそんなに真剣に捕らえずにちょっとしたコラムとして楽しんでほしい。

さて、そろそろザラキエルも酔いから目覚めたようだし、あの話の続きを聞く事にするよ。

近い内にザラキエルがアダモとルームシェアする物語のタイトルくらいは発表するよ。
そちらも楽しみにしておいてくれ。

今日も最後まで読んでくれてありがとう。



ずーっと神様は暇を持て余していた――。


そして、ジーッと人々を眺めていた。


ある日、天使レミエルを使わし人々にお告げを伝えることにした。


こうしてレミエルは神のぼやき……いやお告げを人々に伝えるために、電話を持って地上界へと降りたのであった。


今日は誰が神のぼやきに付き合わされるのか――。


少年ギル編 第一話



Michaelのblog

青空が広がる砂漠の中で、目のくらむような蜃気楼に惑わされず目を凝らせば、向こうに巨大な町が見えてくるはず。そこはウルクの街。中でもとりわけ一番大きな建物の中庭で、髪の毛を二つにたばねた褐色の肌の幼い少年ギルが、一人で遊んでいた。




残念ながら国の君主であるパパはいつも忙しく、遊んでくれない。ママもどことなく冷たい人だった。友達がいないわけでもないが、彼はお化けにつきまとわれていると言われ、ついさっきも皆が恐がり逃げてしまっていた。だからギルはいつも一人で遊んでいた。




そんな今の彼にとっては、寂しさが友達だったのかもしれない。




TeLLLLLLLLLLL――




奇妙な機械音、まあ簡単に言えば電話の音がする。隣には天使レミエルが立っていた。


ギルと変わらないくらいの年端のいかない少年だった。


ギルとは違い純白の肌と金色の髪をした、ショートヘアのかわいい少年だった。


でも口は悪い。




「おい、お前、神からのお告げだ」




あまりの突然のことに驚いたギルは腰を抜かし、ひっくり返った。




「神からのお告げだ」




レミエルは繰り返した。その手には圧倒的な高級感の漂う携帯電話、リンゴのマークのiPhoneが握られていた。それは神に選ばれた最高の英知。人類がたどり着くはまだ何千年も先の夢のテクノロジー。




レミエルは繰り返した。




「おい、お前だよ!! 神からのお告げだ」




「ヒー!! これがみんなの言っていたお化けか!!」




実はギルにはレミエルは見えていなかった。ただ浮遊する携帯電話と声だけが聞こえていた。


いわゆるお化け状態。


震える手で、わけもわからず電話を手にしたギルは、言われるがまま電話を耳に当てた。




「もしもし。




もし、もーーし。




神やで~」






軽い自己紹介から始まった。




「自分、ええ暮らししてんのに寂しそうやな~。


よっしゃワシの話7つ聞いたら、なんかええことしたるわ」




「ほんとに?」




「うん、マジマジ。まあ、じゃ~早速聞けや。




あの~、死ぬまで親友やっていうやつおるよな。




あれ、おかしないか?




明日死んだら1日やん。




50年生きたら50年やん。




心意気を時間で現すな!ちゅうねん。




わしみたいに無限の時間、持ってる者としては、もうあれが、ホンマにきついねん。




いや…わし、死なへんし!って。




そんなに熱い思いがあるんやったら何なら不老不死にして、約束実現できへんようにしたろうかと思うけど、それやとワシの“人類の計画”が台無しになるからな~。




一生とかじゃなくて、なんかこう、いい言い方もっと無いのかな?




マジやで、とかまあ、でもこれはヤンキーくさいしな~ってまだこの時代ヤンキーおらんか。




何かいい言い方ないんかな~。




自分どう思う?」




ギルは答えた。




「僕は、友達がいっぱい欲しい!」




「それも、あかんっちゅうねん。具体的に何人欲しいねん?」




神様のお告げはこれからも続く。



ずーっと神様は暇を持て余していた――。
そして、ジーッと人々を眺めていた。
ある日、天使レミエルを使わし人々にお告げを伝えることにした。
こうしてレミエルは神のぼやき……いやお告げを人々に伝えるために、電話を持って地上界へと降りたのであった。
今日は誰が神のぼやきに付き合わされるのか――

少年ギル編 第一話

青空が広がる砂漠の中で、目のくらむような蜃気楼に惑わされず目を凝らせば、向こうに巨大な町が見えてくるはず。そこはウルクの街。中でもとりわけ一番大きな建物の中庭で、髪の毛を二つにたばねた褐色の肌の幼い少年ギルが、一人で遊んでいた。

残念ながら国の君主であるパパはいつも忙しく、遊んでくれない。ママもどことなく冷たい人だった。友達がいないわけでもないが、彼はお化けにつきまとわれていると言われ、ついさっきも皆が恐がり逃げてしまっていた。だからギルはいつも一人で遊んでいた。

そんな今の彼にとっては、寂しさが友達だったのかもしれない

TeLLLLLLLLLLL――

奇妙な機械音、まあ簡単に言えば電話の音がする。隣には天使レミエルが立っていた。
ギルと変わらないくらいの年端のいかない少年だった。
ギルとは違い純白の肌と金色の髪をした、ショートヘアのかわいい少年だった。
でも口は悪い。

「おい、お前、神からのお告げだ」

あまりの突然のことに驚いたギルは腰を抜かし、ひっくり返った。

「神からのお告げだ」

レミエルは繰り返した。その手には圧倒的な高級感の漂う携帯電話、リンゴのマークのiPhoneが握られていた。それは神に選ばれた最高の英知。人類がたどり着くはまだ何千年も先の夢のテクノロジー。

レミエルは繰り返した。

「おい、お前だよ!! 神からのお告げだ」

「ヒー!! これがみんなの言っていたお化けか!!」

実はギルにはレミエルは見えていなかった。ただ浮遊する携帯電話と声だけが聞こえていた。
いわゆるお化け状態。
震える手で、わけもわからず電話を手にしたギルは、言われるがまま電話を耳に当てた。

「もしもし」

「もし、もーーし」

「神やで~」

軽い自己紹介から始まった。

「自分、ええ暮らししてんのに寂しそうやな~」
よっしゃワシの話7つ聞いたら、なんかええことしたるわ」

「ほんとに?」

「うん、マジマジ。まあ、じゃ~早速聞けや。

あの~、死ぬまで親友やっていうやつおるよな。

あれ、おかしないか?

明日死んだら1日やん

50年生きたら50年やん

心意気を時間で現すな!ちゅうねん

わしみたいに無限の時間、持ってる者としては、もうあれが、ホンマにきついねん

いや…わし、死なへんし!って

そんなに熱い思いがあるんやったら何なら不老不死にして、約束実現できへんようにしたろうかと思うけど、それやとワシの“人類の計画”が台無しになるからな~

一生とかじゃなくて、なんかこう、いい言い方もっと無いのかな?

マジやで、とかまあ、でもこれはヤンキーくさいしな~ってまだこの時代ヤンキーおらんか

何かいい言い方ないんかな~

自分どう思う?」

ギルは答えた。

「僕は、友達がいっぱい欲しい!」

「それも、あかんっちゅうねん。具体的に何人欲しいねん?」

神様のお告げは明日も続く。

やあ、今日はいい天気だね。
春も近くなって来たという事かな。
こんなに天気のいい日だが、ちょっと残念な話があるんだよ。
本当は明日から始めるはずだった新連載が、間に合わなくなってしまったんだよ。
なぜかというと肝心のザラキエルから当時の話を聞くのに時間が掛かってしまってね。
実は、今回彼に色々と話を聞くために、二人で地上界の当時の場所を見て回ったんだがその時、彼の飲みに付き合っているうちに話も脱線してしまい、執筆が間に合わなかったというわけさ。私は正直お酒はたしなむ程度だが、ザラキエルはいわゆる底なし。
本当に大変だったよ、、、
まあそんな事もあろうかと、時間のある時に別で執筆をしていた物があったので来週はそちらを掲載する事にしたよ。タイトルは

【神様のぼやき】

幼少時代のギルが登場する、ちょっとしたコラムみたいな物さ
ヘブンリー7の仲間レミエルも登場する。
このブログだけでヘブンリー7を知った人にとってはレミエルは初めてかもしれないね。
彼はヘブンリー7の中で最後に仲間になった天使。
以下の書籍に出ているのでよかったら参考にしてみてくれたまえ。
なんでおまえが救世主!? 中川裕介 
こちらは今日までの限定価格だそうだ。
期間限定サワキグラフVol.01-02セット【特典ハガキ付】
こちらの連載は期間的な物で正にタイトルの如く気まぐれな
連載になるので、気楽に楽しんでくれれば幸いかな。

今日も最後まで読んでくれてありがとう。
明日を楽しみにしておいてくれ。