熱海湯へ行く | 9月1日に解禁しました

懇意してた銭湯に半年ほど行かなかったらその間に閉店してしまっていた。

がーーーん!!!!!

マジか!マ、、、マジか…。

閉店は仕方ないのだが、私は都内の銭湯回数券が1枚残っていて

その有効期限が今月末までであった。

ゆえに、手っ取り早くその銭湯で使う予定だったのに、

いきなり使う場所がなくなってしまった!なんてこった。

残り1回分どーすんだこれ…


そこで。久しぶりに皇居ラン!

皇居近くの銭湯をランステにして、

ランニング後に銭湯でひとっぷろ!という算段。

皇居周りに銭湯はいろいろあるが、

今回は神楽坂の熱海湯にした。君に決定!

なぜ熱海湯かというと、都内屈指の老舗だから。

70年の歴史を持つこの銭湯は、外見も宮造りで素晴らしい。

さすがドラマのロケ地にも利用される完璧なフォルムだ。

たのもーーーー!!!



見て!おしゃれシティ神楽坂の奥路地に佇む老舗の貫禄。

古いとは聞いていたが、綺麗に掃除が行き届いていて汚さはない。

汚さはないが!トイレに行ってびっくりした!

まず、トイレの扉がトトロに出てくるような木の扉。

木の取っ手を横に移動させて開けるタイプ。

当然のように和式で、水洗ではあるものの

簡易トイレでよくある、穴がパコパコ開くやつ。

さらに水は上から垂れている紐を引くレトロ中のレトロ仕様。

うわああああああ!!!すっげえええ!!!

令和の時代にまだあんのかこんなトイレ!!!

多分男湯は小便器と大便器2つあるタイプに違いない。

昔の家がそうだったように。


そして銭湯の壁には富士山と松が書いてあった。

す、凄い。銭湯の見本がここにある。

黄色いオケがケロリンじゃないのは残念だが

何故かモモテツと書いてあり、モモテツってあの桃鉄?と思ったら

ハドソンのロゴもあり、間違いないっぽい。何故?

さらにお湯は薪で沸かしている。このご時世にガスではなく薪!

湯船の中に窓があり、轟轟と燃える炎が見える。

うわあああああ!!燃えてるー!!(そりゃ燃えてるよ)

ようし早速湯船に入るか!薪のお風呂は湯が柔らかいと聞く。いざ!


ぅあっち!


熱い。超熱い。

それもそのはず、温度計43度。ひぇ!!!

湯船は2つあったが、1個は43度、もう一つは45度。

どっちを選んでも熱い。選択の余地なし。

しかし、銭湯に来て湯船に入らないのは

ポリシーに反するので、超頑張って43度の方に数分浸かってきた。

うぅ…なんかひりひりしてきたなぁ。

でも熱めのお湯は正直さっぱりした。

すっっっごいさっぱりした!!!


お客さんは常に3人くらいはいるが

正直凄く少ないと思った。滅茶苦茶入りやすい。

湯船も入り放題、扇風機も占領し放題。

ドライヤーも待たなくて済む。

なにこれ素晴らしい。

この客の少なさは多分お湯の熱さが原因かと。

冬来たい。冬に行きたい。もの凄く。


まだ外は夜風が涼しい季節なので

風呂上がりの外の風は滅茶苦茶気持ちよかった。

最高じゃ。

熱海湯気に入った。

また行こうと思う。半年後くらいに。



あ。忘れてた。#夢烏は夏至が好き!