天声人語の構成は
下記の通りが多いようです。
1.風物詩、流行り、イベント、ことわざ
2.主題の状況説明
3.主題に対する筆者の主観
4.1の事例を引いて2,3について筆者の主張を述べる
5.政治に対する皮肉、社会に対する疑問符
まず、内容を塊と考え記事の文章をブロック分けしてみます。
すると5ないし、6程度に切り分けることが可能です。
その内容の塊の傾向が1-5の意味づけで成り立っていました。
そのことを踏まえながら、天声人語を複数点に渡り流し読みをすると
筆者を主張を効率的に読み解くことが出来るでしょう。
また、筆者は主張を述べるにあたり
なぜ1を用いるのだろうか?と
眺めてみるのも興味深い視点になります。
どういうことかというと
天声人語は1-5構成なので、「3,5の部分だけを読み」、
その塊にたいし「1を用いることが適切なのか?」を
逆に問い、逆読みしてみます。
筆者が「記事を仕上げる」のに
まず、3,5の構想を練るでしょう。
そして3、5を活かすために、1の引用を探すはずです。
1は引き立て役。
天声人語は毎日掲載されるうち
時には強引な引用だったり、適切ではないこともある。
「え?なんでこの引用なの?」「ちょっと無茶だなぁ」などと
少々ゲスな気持ちで評論眼をもつことで
逆に親近感が湧くことになります。
強引かどうかの判断は4に掛かっています。
「1を用い3,5を糾弾」することがありますが
1は3、5を「引き立てるための探してきた道具」なのです。
「1が正解」であるから「3,5は間違いだ」
な論法は無理があります。
どんな場合でも「1が正解」なのかを考えてみるべきでしょう。
