笑っている人の顔のようにも見えるこのカード。
ホルンやバイオリン、クラリネット、シンバルなどの楽器がにぎやかに並んでいます。
裏を見ると、11歳から24歳までの若手音楽家のサマーコンサートのご案内になっています。
どこでだれが、どんなコンサートを開催するかが書かれています。
この、コンサートの案内のハガキをどこで見つけて持っているのか、すっかり忘れてしまいましたが、
オレンジと紫の色や、楽器のデザインがかわいらしくて、長い間手元に置いていました。
初夏に(きっと)毎年、各地でさまざまに開かれる、若い演奏家たちのコンサート、いいですね~!
行ってみたいです。
長い間手元に置いていたものを「額装しよう」という思いは、いつも自然に、ふっと湧いてきます。
季節とか、そのときの気分とか、改めてカードを眺めた時の何かしらの発見などがきっかになるのでしょうか。
鮮やかなオレンジの楽し気なカードを、楽器の音が響いているようにデザインしてみました。
実際ににぎやかな音楽が聞こえてくるような出来上がりになり、とても気に入っています。
絵のまわりの、音が反響しているような円形の重なりは、1㎜マット紙の弧の形を変えて重ねました。
この円形にカットした1㎜紙に貼る化粧紙の色は、あれこれと考えて、決まるまでかなり時間がかかりました。
絵の中の太鼓の「ばち」を作って、額装の四角に置いたのも、見るたびに「ふふふ」と楽しい気分になります。
最後まで楽しい気持ちで完成させることができ、
壁にかけてからは、そこを通るたびに悦に入っています。