2017年から2018年の年末年始はいつもと少し違いました。例年はお節料理作りにまい進する暮れに、御殿場の宿に2泊してきました。

お天気が良く、富士山の眺めも最高でした。

 

 

3日間拝んでも見飽きない美しさでした。

 

 

 

とても寒く、近頃では東京でなかなか見られない立派な霜柱が道の両脇に出来ていました。

 

 

 

 

 

お節もすっかり出来上がり、ただ並べて食べるだけの暇な元日に、ふと思いついて、かるたを手作りすることにしました。

額装で使うニューマットの端切れをあつめて、カルタの大きさに切りそろえ(慣れた仕事です)、まず、字だけの「読み札」を作りました。

「読み札」は、あっという間に書き終えました。

「読み札」の文言は、「いろはかるた」を参考にしました。ネット検索すると、関東と関西では違うようでした。それに、どちらもやや古く、わかりにくい諺もあったので、現代風なものに一部変えてみました。

 

 

 

 

 

絵札作りは難航しました。上に挙げたものは比較的書きやすい札でした。

でも、「後悔先に立たず」とか、「苦しい時の神頼み」とか、「怪我の功名」はどんな絵にしたらいいか、なかなかいいアイデアが出ません。

 

 

 

 

苦肉の策の絵札です。満足とは程遠い出来ではあります。

 

 

 

「猿も木から落ちる」などは簡単です。具体的なイメージがすぐに湧きますから。ちょっと間抜けすぎるサルになりましたが・・・。

 

 

 

という訳で、まだ完成には至っていません。すべて描けたら、裏に和紙を貼って(これも慣れた仕事)、出来上がりです。

裏に和紙を貼ると、うまい具合に厚紙(ニューマット)に反りが出て、いい感じに仕上がると思います。

 

 

 

 

 

合間にスターウォーズを観に行きました。大画面。お正月。満席でした。

 

もう40年近く前に封切られた「エピソード4: A New Hope」から、ずっと映画館で見続けてきたので、冒頭の「ジャ、ジャーン、ジャン‼」が鳴り響き、宇宙空間に黄色の中抜きで「STAR WARS」の文字が出る瞬間がいちばんワクワクします。

 

エピソード4の3人の主役はみな同様に年を取っていて、様々な思いが胸に迫りました。キャリー・フィッシャーは今回の作品撮影後に亡くなったので、最後の方の画面に「キャリー・フィッシャーを私たちは永く忘れない」の文言が出ていました。

 

 

 

 

今朝うちの庭にやってきた新顔の小鳥です。メジロ、ホオジロ、山鳩、ムクドリなどはよくやってきますが、この鳥を見たのは初めてです。

お腹と尾羽がオレンジ色で(この写真では、はっきりと写っていませんが・・・)、左右の羽の一部に白が入っていました。

寒いので羽毛を膨らませている姿がとても愛らしいです。本人(本トリ)はとても寒いのでしょうが・・・。

 

今年も額装と身の回りの魅力的なことがらを、発信していきたいと思っております。読んでいただけましたら幸いです。