ここ数日、とても寒い山形
連日の雪で
完全に埋もれつつある雪蔵
極寒の酒蔵内では
大吟醸の搾りの時期を迎えました
色白美人のもろみを絞り袋に入れ
自然に落ちる雫を瓶に取ります
酒蔵の中いっぱいに広がる吟醸香
真剣な眼差しの蔵人が
ちょっと目を細め、優しい表情になる瞬間です
今年も、月山のん~まい酒出来ました
酒蔵の玄関先まで香るのか・・・
お客様皆さんより
「いい香り!酔っちゃいそう」 との言葉
酒蔵内では、雫酒の評価や感想などなど
今年の大吟醸の発酵経過をたどり
杜氏や蔵人の意見交換の場へと変わり
沢山の指摘や提案、過去事例を踏まえ
次の仕込みシーズンへのステップとなります
同じように仕込んでも同じように仕上がらない
酒米の出来や性質も毎年違う
だからこぞ、そこに日本酒仕込の
醍醐味や面白さがある
今年の仕込みは終わりを迎えますが
ここからのお酒の管理も大切な過程です
精進してまいりますので
ご愛飲のほどよろしくお願いいたします