月山の酒蔵資料館では
「山形交通三山線」で活躍していた「モハ103形」電車と
実際に使われていた道具を保存、展示しています
数年前になりますが
当時大学生のO氏は、資料館に何度も足を運び
私たちにも把握出来ていない、資料や保存の経緯を調べデータ化し
大学の卒業論文として仕上げ、何かのお役に立てればと
月山の酒蔵資料館にも届けていただいております
関係者へのインタビューの聞き書き調査を基に
過去資料をたどっての検証、考察と
小さい頃から何度もご来館いただいた写真もあり
「モハ103」への思いあふれる卒業論文です
実は、電車の知識のない私たちスタッフですが
内容を少しでもお伝え出来ればと思っています
1974年(昭和49年)の廃線から
ボランティアの方々に守られ
今年も、ご見学のお客様やSNSを通して
貴重な木造車体の修復や保存の声を沢山いただき
そんな声を絶やさず伝え続ける事が
「モハ103」を守る力になると信じて
O氏の卒業論文より
三山電車のあれこれをお伝えしていきます