友達の遅刻、何分まで許せる? ブログネタ:友達の遅刻、何分まで許せる? 参加中


過去にした最長待ち時間は、2時間、でした。

ニューヨーク時代、Lというめっちゃ仲のいいラティーノの友達がいたのですが、このLが驚異の遅刻魔だったのです。

Lとの出会いはマンハッタンの某楽器店SamAsh(笑)。
ちょうど近くのスタジオでバックコーラスの仕事があり、そのギャラを手にSamAshに寄った私。買うものはもう決めていたので、そこに居た店員さんに声をかけました。それがLだったのです。
でも私が欲しかったもの(Tascam DA20だったかな。懐かし~)は在庫が無く、Lがあちこちの支店に電話をして在庫を調べてくれました。その電話の待ち時間に、お互いどんな音楽をやっているかとか話して意気投合し、それぞれのテープを持参し会うことになったのです。

が、待ち合わせの日、時間になってもLは現れず。まだ携帯とかも誰も使ってなかった時代ですから、ひたすら待ってましたが、待てど暮らせど現れず・・・・。待ち合わせた場所がAngelikaという映画館のロビーで、その日は映画の上映も無く、座って待てた、という状況も手伝って、「どーしよ~どーしよ~」と内心オロオロしているうちに2時間経ってしまいました。でもさすがに2時間も来ないのはおかしいので、「もしかしたらまだ家をでてないかもしれないし、電話してみよう。」と思い、電話機のほうに向かっていた時、向こう~~~のほうから笑顔で手を振る人が。
Lでした。ガーン

「どーしたの?!今、家に電話しようとしたとこなんだよ!」と私が興奮気味に言うと、Lは悪びれた様子も一切無く、
「あ、ちょっと遅かった?」と超ニコニコ顔。
Lのこの態度に、なんだか呆気にとられてしまい、遅刻事件に言及する気も失せてしまいました。(´д`lll) (笑)。


あとでだんだん分かってきたんですが、Lの遅刻グセは本当に尋常じゃなかったんです。
例えば・・・彼は後に別の中古楽器店で働き始めたんですけど、Lの就業時間は午前11時から夜の7時まで、だったんですね。で、遊びに行く約束とかするのに、午前11時半とか正午に店に電話をして「Lいますか?」って聞くと、同僚の人がいつも言うんです・・・「He's supposed to be here, but he's not here.(いるはずなんだけど、いないんだよね)」と。

そう・・・Lは毎日遅刻してたんですよ!しかも出勤するのがだいたい午後2時か3時!考えられます??
オーナーがたまりかねて、本人に注意したそうなんですけど(普通しますよね?(・∀・;))、Lが逆ギレしてオーナーをびびらせ、結局最後までずーっと遅刻は黙認されてました(笑)。

あの遅刻グセさえなければ、性格が優しくて思いやりがあって、100点満点なやつだったんですけど・・・(;´▽`A``


そんなLとずっと一緒にいたせいか(?)、いつのまにか私は、時間の感覚を失ってしまい、
自分自身が遅刻魔になってしまいました!(。>0<。)
といっても、Lほどひどくはないですが(しかも遅れたらちゃんと謝りますし。汗)、帰国した頃は本当に遅刻の常習犯。どこへ行くにもだいたい10分か20分は遅れてしまってました。ま、実家は田舎で車移動なので、時間が読めない、ってのもありましたが・・・あせる別に、寝坊するわけじゃないんですよ。例えば午前7時に家をでなきゃいけないとすると、5時にはもう起きてるんです。でも、なんだかんだやってるうちにどんどん時間が過ぎて、いつのまにか7時をすぎちゃうんですよね。。。

そんな私を、うちの母は『アメリカ時間さん』と呼んでいます。f(-_-;)


でもアメリカ時間さん、こっち(埼玉)にきてからは遅刻しないように、めっちゃ頑張ってます!
ぎりぎりだけど、でも遅刻はほとんどしないようになりました。


先日は、あるピアニストの方と初めてお会いすることになり、池袋で待ち合わせをしたのですが・・・
もう絶対遅れちゃいけない!って思って、余裕を持って到着できる電車の時間をチェックしておきました。にもかかわらず、その時間にはまだ着ていく服が決まっておらず(汗)、待ち合わせ時間にギリギリ間に合う電車に、家から猛ダッシュして乗り込み、時間内に到着しました!
おかげで!?話もたくさんできてすんごく楽しかったし、心にずーんとくる言葉(アドバイス)をいただけて、なんだか力が湧いてきました。。(*^▽^*)

こういう素晴らしい出会いを大切にするためにも、わたくしアメリカ時間は、これからも無遅刻目指して頑張ります!!
(`・ω・´)ゞシャキーン


$それゆけ☆さいたみゃん-畳のお部屋
あたちも結構、ママが出かけるのをじゃまするの☆彡