下町かぶき組ピンスポットのおもてなし術 | 劇団岬一家みんなのDODODO

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下町かぶき組 劇団岬一家
座長 岬寛太と劇団員みんなで更新。
劇団岬一家を応援してくださる方へのブログです。
岬一家専属スタッフキャベツ寛太郎も!

ピンスポットはお芝居と舞踊で使い分けられている

今日も読んでいただき

ありがとうございます

感謝しています ^ ^

 

今日一日皆さんが

少しでも笑顔で

ありますように ^ ^

 

こんにちは。。。

キャベツ寛太郎です ^ ^

 

 

これはご存知の方も

多いと思います。

 

お芝居や舞踊ショーで

役者個人に当てられる

ライト、ピンスポット。

 

 

実はこのピンスポット

お芝居のときと、舞踊ショーの

ときと、ちょっと違った演出を

しているのをご存知でしたか?

 

 

今回はこのピンスポットに

スポットを当てたいと思います(^_^;)

 

 

■ピンの違いをご覧ください

 

ピンスポット、正式には

ピンスポットライトと言います。

 

大衆演劇の現場では

通称「ピン」「ピンスポ」「灯光(とうこう)」

などと呼ばれています。

また現場によっては「フォロースポット」と

呼ばれることもあります。

 

 

使用目的は、みなさまご存知の通り

役者をより引き立てるために使用します。

 

 

さて、先ほどお話ししました

お芝居と舞踊ショーのちょっとした

ピンスポットの演出、ですが。。。

実はこのような違いがあるのです。

 

 

お芝居のときにはエッジ

輪郭を若干ぼかします。

そして舞踊ショーのときは

輪郭を強調させます。

 

 

文章ですと違いが

わかりにくいと思いますので

こちらをご覧ください(^_^;)

 

お芝居の場合

この寛太座長が刺されている

後ろに注目してください。

背景のピンが当たっている

輪郭部分をご覧ください。

この状態が

輪郭をぼかしている状態です。

 

 

つづいてはこちら。

舞踊ショーの場合

寛太座長の踊っている後ろ

背景のピンが当たっている

輪郭部分をご覧ください。

この状態が

輪郭が強調された状態です。

 

 

見比べていただくと

その違いが分かるかと思います ^ ^

 

 

ではなぜこのように

お芝居と舞踊ショーで

ピンの輪郭を使い分けるのでしょうか。

 

ピンが役者さんに当たっていることに

かわりはないはずです。。。

 

 

このちょっとした違い、演出。

実はこれは、少しでもお客様が

見やすいようにと工夫されている

演出のひとつなのです。

 

 

■役者だけでは舞台は成立しない

 

僕は以前このような経験があります。

これは下町かぶき組ではなく

別の劇団さんの公演を

見ていたときの話です。

 

 

お芝居は悲しい場面に入りました。

 

役者さんは熱演しています。

 

照明もだんだん薄暗くなり

舞台はブルー一色に染まりました。

 

 

まずはこの状態、お芝居をご覧に

なられたことのある方でしたら

想像がつきやすいかと思います。

この薄暗い状態でのピンは

舞台でとても目立ちます。

 

そのときです。。。

 

ピンがグラグラと揺れ出したのです。

しかも、ピンの輪郭は強調された状態。

 

暗い中でピンがグラグラしているので

気になって仕方がありません。。。

お芝居にまったく集中できないのです。

 

 

せっかく役者さんが良いお芝居を

していても、これではそのシーンが

台なしです。

 

 

これはもしかしたら、ピンの方が

まだ不慣れだったのかもしれません。

 

 

しかし、もしこのとき、ピンの輪郭が

ぼかされていたら。。。

仮に“多少”グラグラしたとしても

そこまでは気にならなかったの

かもしれません。。。

 

 

お芝居というのは

役者さんだけが良くてもいけません。

衣装や音響照明、大道具小道具。

これら全てがあって一つの

舞台なのかなと、僕は考えています。

 

 

このとき改めて、

「やっぱりピンって大切なんだな~」

お芝居と舞踊ショーで使い分ける

ことも必要なのだなと思いました。

 

 

とこのように、お芝居でピンの輪郭を

強調させるのは、役者さんの演技の

邪魔にならないようにするためです。

※演目やシーンにより

演出として、あえて輪郭を

強調する場合もあります。

 

 

変わって舞踊ショーでは

ひとりで踊ることも多く

より役者さんが引き立つようにと

ピンの輪郭を強調します。

※複数で踊る場合

ピンをぼかしあえて広く

全体に当てることもあります。

 

 

ふだん何気なく見ている

舞台ですが、このように

ちょっとしたところに

劇団それぞれのおもてなしの心

込められているのですね ^ ^

 

 

もしかしたら“ふつう”に見られる

舞台というのは、そこにはたくさんの

努力があるからこそ見られるの

かもしれません ^ ^

 

 

音楽でもダンスでも

お芝居踊りでも。。。

ふつうが一番難しいと

聞いたことがあります。

 

 

新人さんが舞台に出ると

「あの子大丈夫かな?」と

思ったことありませんか?

きっと“ふつう”一人前になるまでが

大変なのですね。

 

 

ということで今回は

「下町かぶき組ピンスポットのおもてなし術」

でした ^ ^

 

 

^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^

それでわぁ~

キャベツ寛太郎の写真館♪

三峰組総舞踊「男の祭り酒」

以上キャベツ寛太郎の

写真館でしたぁ~♪

 

^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^

 

それでは今日はこのへんで

最後まで読んでいただき

ありがとうございます ^ ^

 

今日もこうして読んで

いただけたことに感謝しています

また次回お会いしましょう ^ ^

 

キャベツ寛太郎でした ^ ^

 

^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^

 

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