青汁でLDLや中性脂肪が大きく下がった

 

これは私が平成30年2月に市立病院で検査した血液検査結果表です。

見ていただく通りコレステロ-ルや中性脂肪が激減しています。

 

悪玉コレステロ-ルのLDLの値が213mgから104mgに下がっています。

また中性脂肪は243mgから75mgに減りました。

 

 

 平成29年9月       平成29年12月       平成30年2月 

 

中性脂肪        243mg/dl  ⇒   75mg/dl

悪玉コレステロル    213mg/dl  ⇒   104mg/dl  
 

反対に善玉コレステロ-ルが増え、また血管を痛めるコレステロ-ルといわれるレムナントコレステロ-ルの値(総コレステロ-ル - 善玉コレステロ-ル)も232mgから112mgの正常値に改善されました。

 

 

コレステロ-ルを分解できない遺伝的脂質異常症体質   

私は生まれつきコレステロ-ルを分解する酵素が少ない体質(※)でこれは母方の遺伝です。

母の4人姉妹も全員同じ体質だそうです。そして残念なことに私の娘も同じ体質です。

         

 

 

母は長年、食事などでコレステロ-ル値が上がらないように工夫してみたようですが

一定以上の効果がでないので、コレステロ-ルを抑える薬を飲むようになりました。

その話を聞いていたので私が会社の健康診断で高脂血症と指摘された時も特に驚きはしませんでした。

 

 

※日本人の200人から500人に1人発症する家族性高コレステロ-ル血症

 

遺伝による高脂血症体質の人は運動だけでは体質改善できない

そのときはまだ独身で気ままな生活を送っていて、運動していれば、薬などは飲まなくても何とかなるだろうと思っていました。

当時はテニス、自転車、ランニングとスポ-ツ三昧の生活で、身長172cm体重55kgの細身でしたがいくら運動してもコレステロ-ル値は基準値以上でした。

 

 

毎回会社の健康診断で《お医者さんに相談してください》と指摘されるので、病院にいくと『コレステロ-ルを抑える薬をのむのが一番効果的です。』といわれ薬を飲み始めることにしました。

 

ただ、毎日きちんと薬を飲むのことが出来なくて、血液検査の結果もあまり良くありませんでした。

 

お酒+強い薬に変更したために急性肝炎で入院

薬を処方してもらう時は病院で血液検査をして薬の効き目を確認してもらうのですが、ある時いつもの先生がお休みなので、大学病院から週一回その病院に来られている若い女性の先生に診察してもらうことになりました。

 

その時は高血圧の薬も併用して飲んでいたのですが、コレステロ-ル値が基準値以下になっていないので、その先生から少し強い効き目の薬をすすめられました。

 

コレステロ-ルと高血圧の薬 ※これは現在私が服用している薬です。

 

このとき、コレステロ-ルが下がらないのは薬を継続して飲んでいないのが原因だったと思うのですが、初対面の女性の先生だったこともあってそのことが話せないでいました。

 

いつもの男性の先生だったら『ちゃんと毎日お薬を飲んでください。毎日飲まないとこの薬の効果はでませんよ』と言われて終わったと思います。

 

しかしその時はコレステロ-ルが下がるならと安易に効き目の強い薬に変えることに承諾しました。

 

 

今も毎日晩酌をたしなみますが、当時はお酒を飲んだ後に高血圧と高脂血症の薬を飲むこともありました。

 

そして、新しい薬を服用し始めてから一ヶ月ほどたった朝、起きると体が妙に軽かったのです。

風邪で高熱を出して寝込んだあと、具合が良くなって体がふわふわするような感じです。

特にそれ以外の自覚症状はありませんでした。

 

それだけの症状なので会社に行こうかどうか迷いましたが、大事をとっていつもの病院で調べてもらうと『これから精密検査をするで絶対に自分で歩かないでくだい。 すべて車椅子で移動します。』と言われてしまいました。

 

肝機能の異常を示すγ-GTPの値が異常に高いとのことでした。

今回の検査ではγ-GTPは18でしたが、その時は80~90ぐらいあったと思います。

 

 

自業自得だなと思っていたら

そして精密検査の後そのまま入院することになってしまいました。

 

その時は、日頃の飲酒が原因なのかなあと思っていました。

長年の飲酒による肝機能の低下と、お薬を飲む時にお酒を飲んでいたこともあったので

それが原因と思っていました。

自業自得だな。と

 

入院後は直ぐに血圧と高脂血症の薬は服用を止られました。

後で知らされたのは生の鹿肉や猪のるいべなどを食べるとかかるE型肝炎とのこと

もちろん私にはその類のものを食べた覚えはありません。

 

 

私だったらこの薬の組み合わせはおすすめしないですね

入院してからしばらくして様態が落ち着いたころ、30歳ぐらいの男の先生がパソコンを持って病室に入って来ました。

 

『お薬について説明します。』 その時はまだE型肝炎と知らされていなかったので、『肝臓が悪くなったのは、お酒の飲みすぎでしょうか』と聞いてみました。

 

するとその先生は『私だったらこの高血圧と高脂血症の薬の組み合わせはおすすめしないですね』と言います。

 

私が服用していた高血圧と高脂血症の薬はともに5%ほどの肝障害をもたらす可能性があるので、この組み合わせはすすめないと言うのです。

 

真意のほどはわかりません。お薬専門の先生が単に知識をひけらしかったのかも知れません。それとも薬害の可能性があることを私に伝えたのでしょうか。

 

ただ私は『先生そんなこと言っちゃっていいの』と思いながら聞いていたのを覚えています。

 

1ヶ月ほどの入院と自宅療養のあとしばらくして、肝機能の数値も良くなり、高脂血症の薬も元にもどして飲んでいいようになりました。

 

お薬による副作用もあったのかなと思いながらも、いつもお世話になっている先生に責任はないのだし、その病院には家族でお世話になっていたのでそのことには触れないでいました。

 

それ以降は血液検査で肝機能とコレステロ-ルの値を確認しながらお薬をいただいています。

 

 

定年後デスクワ-クから肉体労働の仕事に

そんなこともあってお酒を飲んだあとは絶対薬は飲まないようになりました。 あたりまえですよね。

 

その後、60歳で定年退職してから体を動かす仕事に再就職しました。

定年まで事務職だったので最初は肉体労働がきつく体力維持のためのサプリメントを飲んでいました。

しかし半年もすると体力もついてきたのか、サプリメントを飲む必要を感じなくなりました。

ただなんとなく野菜不足を感じていたので青汁を試してみることにしました。

今年は野菜が高かったからそのこともあったかも知れません !!!

 

 

青汁は以前にも飲んだことがあるので、いまのものは美味しく飲めることは知っていたのですが、体を冷やす効果があるのか、冬になるといつのまにか飲まなくなってしまいます。

 

また私の場合はウンチがやわらかくなってトイレで不快な思いをすることも続かない原因でした。

 

現在の私の仕事は業務用の大型洗濯機を5台あつかうクリ-ニングの仕事で朝から夕方まで動きっぱなしです。

夏場はもちろんは、冬でも軽い汗をかき仕事中の水分補給は欠かせません。

そこで青汁をスポ-ツドリンクのペットボトルにいれて仕事の合間にちびりちびり飲むことに

しました。

食事や仕事の合間にちょうど390mlのペットボトルで1本飲んでいます。

 

少し薄めの青汁になるのですが、私にはちょうどよい濃さで、そうすることで下痢の症状も出なくなりました。

そして半年で中性脂肪が1/3になり、LDLは半減しました。

 

中性脂肪        243mg/dl  ⇒   75mg/dl

悪玉コレステロル    213mg/dl  ⇒   104mg/dl     

  

血液検査結果を誉められた

かかりつけの先生も『毎日お薬を飲めばこの結果になります。この調子でお薬を飲めば、

動脈硬化や心筋梗塞の心配も減りますよ。』と言っていただけました。

 

ただ私は内心なぜこんなに血液検査の結果が改善されたのかわかりませんでした。

 

以前にも毎日規則正しく高脂血症の薬を飲んだ時もLDLは140mgぐらいだったと思います。

それが今回は104mgまで下がりました。

 毎日体を動かす仕事に就いたとしてもこれほど中性脂肪が少なくなるとは。お腹がすくので、食事は以前より多い量を食べているのですから。

 

近の生活で変わったことは

半年まえに体を動かす仕事に変わった。

お酒を飲んだ日には血圧と高脂血症の薬はしばらくしてから飲むか、翌日の朝食後に必ず飲むことにした。 

体力を使う仕事なので食事の量は増えたが、最近は当初より少ない食事で済むようになった。

青汁を飲みはじめたことなどです。

 

また定年退職して仕事が変わってからは、以前ほどストレスを感じなくなったこともあります。

お酒は1日1合程度です。

ちなみにタバコは吸いません。

 

多分、私の場合は〔肉体労働=運動〕と〔毎日薬を飲むこと〕、〔青汁=食事の改善〕で

大きな効果が出たのだと思います。

また、定年退職により仕事のストレスが減ったことも関係あるのかもしれません。

 

薬だけ、青汁だけ、運動だけではここまで良い結果はでなかったと思います。

ただ青汁にコレステロ-ルや中性脂肪を下げる効用があるのは間違いないと感じています。

 

これからも継続してこの生活を続けることで、コレステロ-ル値が低くなってくれれば良いと

思っています。

 

私は遺伝的にコレステロ-ルを分解する酵素が少ない体質ですが、そうでない人は出来るだけ薬にたよらないで

コレステロ-ルを下げることをおススメします。

薬を飲むことで、私のように予期せぬ病気を発症する危険性もあるからです。

 

 

青汁+コレステロ-ルや中性脂肪を下げる成分を含んだもの

青汁だけでもコレステロルや中性脂肪を下げる効果があると思いますが、青汁+コレステロ-ル/中性脂肪を下げる成分を含んだ製品があるので紹介します。

 

 

厳選青汁 プレミアム 中性脂肪を抑えるデキストリン含有 価格 5,000円  

 

 

青汁を継続して飲むためのコツ

いまどきの青汁はどこの会社のものでも大変美味しく飲めると思います。私が飲んでいる青汁もすごく飲みやすいです。

少し薄めの抹茶ジュ-スのような味です。

 

朝一気に飲むと下痢気味になるようなのでペットボトルにいれて、すこし薄めのものを、喉が渇いたら少しづつ飲むのが良いと思います。。

この飲み方だと下痢気味になることもありません。

 

 

以外と面倒なのがペットボトルに青汁の粉を入れること

いきなりペットボトルに青汁の粉を入れるとうまく入らないので、一旦コップに青汁をつくり

小さな漏斗でペットボトルに注ぐ方法が良い様です。

小さい漏斗は100円ショップで販売しています。
 

 

自分が飲んでいる薬の効用を知ろう

『大半のコレステロ-ルの薬はコレステロ-ルの吸収を妨げる効果があるもので夕食後に飲まないと効果が少ない。』と言われたことがありました。

私は晩酌をするので夕食後しばらくは薬を飲まないことにしていますが、テレビなどを見ていると大分時間たってしまい、その時に薬を飲んでも意味がないと思い込んでいました。 そのせいもあり薬を飲まない日もありました。

 

しかし私が飲んでいるロスバスタチンは体内で悪玉コレステロ-ルが生成されるのを抑える薬でした。

夕食後に薬を飲むのは、コレステロ-ルが主に夜間に生成をされるためだと知りました。

 

薬に対する正しい知識を持つことは大変重要ですね。

 

効果がある食生活の改善

現在83歳になる私の母も数十年間、食事によってコレステロ-ルの値を上げないように工夫していました。

そして効果はあったとのことです。

 

いまでも食生活はできるだけバランスのよく取るように心がけているようです。

母が飲んでいる薬はメバロチンですが普段から食生活でコレステロ-ルの多い食事をひかえているので、弱い薬で済んでいるのかもしれません。

 

 

 

みなさま、体験上コレステロ-ルや中性脂肪を減らす方法があれば教えてください。

よろしくお願いいたします。