今までのブログ記事で、思う所を書いてきてしまったので、「こいつ、本当に止水板(防潮板)屋?」とか「知ったかぶりしてるんじゃないの?」と、思われているのではないかと思い始めました・・・。
(基本的に気が小さいですorz ただ、他の人には「ずぶといタイプ」と言われます)


そこで、施工例(脱着式止水板)をお一つ


都内某所の御施主様の物件です。


現場は都内の高台に有るので、浸水被害が有るとは考えにくい場所でした。
止水板(防潮板)屋のおじさんのブログ-S邸_止水板施工前
施工前

お話しをお聞きすると…。
以前から、雨が強く降ると、駐車場前の道路から、雨水が入ってきていたとの事。
東電さんの計画停電エリアに入ってしまったら、駐車場の床に設置してある排水ポンプが動作しなくなるので、
安心の為に、設置したいとの事でした。


確かに、節電対策も進み、計画停電は回避できそうな模様ですが…、どうなのでしょうね。


止水板(防潮板)屋のおじさんのブログ-S邸_止水板施工後

施工後


工事完了数日後、「水張りテスト」です(製品や工事に自信はあっても、やっぱりドキドキです)。


止水板(防潮板)屋のおじさんのブログ-S邸_水張り

水張り中(水が見えますか?)


止水板(防潮板)屋のおじさんのブログ-S邸_水張り内側

室内側


水漏れも無く、一安心しました。


ちなみに、止水板(防潮板)で100%水が入らない様にする事は、非常に困難です。
しかも、施工直後はOKでも、数年経つと、柱廻りのシールが痩せてきたりします。
小さな原因の積み重なって、施工後、雨水が少しだけ入ってくる事があります。


各止水板(防潮板)メーカーでは、メーカーごと基準(らしきもの)を設定しています。


ちなみに、私が勤めている会社では、
「人が傘や衣類で玄関に持ち込む程度の水は漏れます」と説明しています。
漏れた水は、雑巾等で濡れた所を拭いて頂くようにお願をしています。